[全般]米中対立リスク
一旦は緩和したと思われた米中関係が再び激化する様相を呈したことでリスクオフの円買いが進んでいる。
昨日の連休明け東京市場では米長期金利上昇に伴いドル買いが先行したものの日経平均株価が急落。米中対立への懸念や日本の政局不安などから日経平均株価が1200円超下落したことでドル円は高値から1円下落。クロス円も全面安で推移。
前日にトランプ大統領が中国に対し「心配ない。全てうまくいく」との発言で一先ず安心感が広がっていた。しかし、昨日トランプ大統領は「中国が米産大豆を輸入しないのは敵対行為。報復措置として対中貿易措置を検討」と発言。中国商務省も「貿易戦争、最後まで戦う」と表明する。
NY市場では再び対立が激化したことでS&Pやナスダックが下落。ただ、パウエル議長が「労働市場は引き続き弱含み」「数か月以内にバランスシート縮小を停止する可能性」「9月FOMC以降見通しは大きく変わっていない」と発言したことで利下げスタンスに変化ないとの見方から金利が低下。
政府機関停止により重要指標発表が延期されたことでFRBの利下げ時期が後退するとの見方からドルが買われていた調整売りはもうしばらく続きそうだ。
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