こうしたニーズを取り込み 急成長している商品ジャンルがある
冷凍食品の消費額が過去最高の1兆3000億円を突破する中、今、急成長している「ワンプレート冷食」。「321円〜」とワンコインで買えるウラには企業の驚きの技術があるようです。
こうしたニーズを取り込み、急成長している商品ジャンルがある。主食と主菜がセットになっており、一度の加熱で済む「ワンプレート冷食」だ。例えば、「パスタとハンバーグ」「ご飯とチキン南蛮」といった組み合わせがある。大手冷食メーカーに加え、イオンやセブン‐イレブン・ジャパンも、プライベートブランドで販売。今の冷食市場を語る上で欠かせないトレンドになった。
SL Creationsが運営する『OfficePremium Frozen(OPF)』の急成長ぶりに注目しています。企業が契約して月額39,600円(税込)を支払うと、オフィスの片隅に冷凍庫と電子レンジ、使い捨てのエコ対応皿などが設置され、従業員が自由に食べたいものを出して、レンチン調理をして食べられます。その価格は、200円と100円。例えば200円でパスタやチャンポン、100円でハンバーガーやお惣菜が食べられます。企業が福利厚生費として月額使用料を支払うことにより、従業員が激安ランチを食べられるのです。良い仕組みですね。冷凍食品だからこそできるサービスです。
新商品発表会では、マーケティング本部商品開発部商品第1チームの青柳美玲さんから、発売10年の急成長ぶりについて解説がありました。ワンプレート(インテージSCI、セット物カテゴリ)市場は、10年で4倍に拡大し、その中でニップン「よくばり」シリーズは10年で10倍(2025年3月)に急伸して、市場全体をけん引。「カテゴリ先駆者として、洋食メニュー以外の需要に応える新商品」として、今回韓国メニューを開発しました。


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