前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

14日、パウエル議長の講演を控え、NY序盤は152円を挟んだ展開が続いた。その後、注目されたパウエル議長の講演では「労働市場の認識は引き続き下降傾向」「今後数カ月でバランスシートを圧縮する量的引き締め(QT)を停止する可能性がある」などと発言。発言を受けて10月の米利下げ実施がほぼ確実視されたほか、トランプ米大統領が自身のSNSに「中国が米国産大豆を購入しないことは経済的に敵対的な行為だ」「報復措置として、食用油をはじめとする中国との貿易取引を停止することを検討中だ」と投稿し、米中対立懸念が高まり、リスクオフの円買いも加わり、ドル円はNY時間終盤に151.607円まで下落した。
本日アジア時間、日経平均が堅調に推移したものの、中国人民銀行が元高に誘導した反動によるドル安や、高市トレードの巻き戻しに伴う円買いが進行し、ドル円は151.006円まで下落した。
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市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額
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ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

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FX個人投資家動向 パウエル砲で米追加利下げ観測高まる ドル売りへx203cトルコリラ円
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15日、16-17日の米FOMCでの利下げ観測からのドル売りが進行する中、NY時間に発表された米9月NY連銀製造業景気指数が市場予想を下回り、ドル円は147.233円まで下落した。ただ、対中通商交渉の進展やFOMCでの大幅利下げ観測を手掛かりにして、株価が底堅く推移したことで、ドル円は147円ミドルレベルまで買い戻された。
16日、NY時間に発表された8月米小売売上高は前月比が市場予想を上回り、ドル買いで反応し、ドル円は147.236円まで上昇した。買い一巡後は、翌日のFOMCを前に米金利が低下したことに伴うドル売りのほか、米株市場の利益確定売りに伴うリスクオフの円買いも加わり、ドル円は146.276円まで下落した。
本日アジア時間、米国が日本時間午後1時1分から対日自動車関税を引き下げることで、自動車関連株やハイテク関連が底堅く推移し、日経平均株価が4万5000円台を付けると、ドル円は147.538円まで上昇した。買い一巡後は、米上院本議会でミラン氏のFRB理事就任が承認され、本日から開催されるFOMCにFRB理事として出席する見通しとなり、ドル売りで反応したほか、自民党・総裁選を巡る思惑から本邦長期金利が上昇したため、ドル円は146.913円まで下落した。
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本日アジア時間、序盤にドル円は146.205円まで下落するも、その後は日経平均が下げ幅を縮めたことで、ドル円は146.60円レベルまで買い戻された。
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