
陰線引け。151.88円まで値を戻すも節目の152円を前に上値は重く、10日安値を割り込んで150.90円まで下落した。
週初から10日大陰線の中でのもみ合いが続いたが、下抜けたことで、節目の150円を見据えた動きが想定される。仮に値を戻しても昨日高値が抵抗となりそうだ。
レジスタンス1 151.88(10/15高値)
前日終値 151.05
サポート1 150.24(10/7安値)
サポート2 149.68(21日移動平均線)
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル指標は大きく2つに分けられ 活用する場面は異なります
一目均衡表は、一目山人(いちもくさんじん)によって開発された日本生まれのテクニカル指標です。転換線、基準線、先行スパン(2本)、遅行スパンの5本線や、2つの先行スパンの間に現れる「雲」の位置関係や傾き、大きさなどによってトレンドを判断します。
チャート分析の際に役立つテクニカル指標をいくつかおぼえておくと、トレンドを見極めたりエントリータイミングを図ったりするにも役立つはずです。
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ボリンジャーバンドは、統計学の標準偏差を活用したテクニカル指標です。移動平均線と上下に値動きの幅を示す線を3本ずつ(±1σ~±3σ)加えて表します。バンドが収縮している状態は「スクイーズ」と呼ばれ、レンジ相場である可能性が高いとされます。一方、スクイーズのあとにバンドが一気に拡大している状態は「エクスパンジョン」と呼ばれ、トレンドの発生を意味することが多いようです。
この2つのテクニカル指標の組み合わせは、トレンド転換のサインを探るものとしてよく使われています。具体的には、平均足が陽転もしくは陰転した後にMACDとシグナルがクロスするかどうかを見て行くのですが、足元では平均足が陰転し、MACDもクロスしているため、相場が下方向への意識を強めている可能性があります。
平均足では、終値に前の足の4本値の平均値を使うため、相場の動きによっては平均足の終値と実際の終値に大きな違いが生じ、相場に対して動きが遅れがちになるという弱点があります。基本的にはトレンドを把握するために活用し、売買のポイントは通常のローソク足やテクニカル分析を併用しながら判断するのがおすすめです。
トレンド系のテクニカル指標は、その名の通りトレンドを予測するのに役立つ指標です。
オシレーター系のテクニカル指標は、現在のトレンドの強さや相場の過熱感など、変化の大きさや兆しを察知するときに活用する指標です。
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過去の値動きから、チャートをもとに将来の値動きを予測・分析する手法を「テクニカル分析」と呼びます。テクニカル分析を行う際に役立つのが「テクニカル指標」です。
テクニカル指標は大きく2つに分けられ、活用する場面は異なります。かなり多くの種類がありますが、代表的な指標だけでもおぼえておくと、実際に取引する際は大いに役立つでしょう。
さらに、別のテクニカル指標でも確認してみます。下の図3は、日経平均の平均足とMACDの推移を示しています。
FXのチャートを使って相場を分析する際、株式投資と異なり「出来高」の情報を見ることはできません。出来高とは、一定期間内に行われた取引の量を示すもので、株式市場では売買の活発さや投資家の関心度を示す重要な指標として活用されています。たとえば株式では、出来高が急増している銘柄に注目が集まりやすく、トレンド転換や強い値動きのサインとされることもあります。しかし、FX(外国為替証拠金取引)では事情が異なります。その理由は、FXの市場が相対取引(OTC取引)で成り立っているためです。FXは株式市場のような中央取引所を通していないため、全体の取引量(出来高)を正確に把握することができないのです。そのため、FXのチャートには基本的に出来高の情報は表示されず、テクニカル分析を行う際は価格の動きやインジケーター(移動平均線、RSIなど)を中心に判断するのが一般的です。


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