P&Fでは~
変化なしです。
市場は金価格が4200ドル台とリスク回避的な動きですがそんなに大きくはない感じです。
トランプ大統領は中国と貿易戦争の状態と。
日本では、野党がまとまるのは無理な感じで高市首相誕生と思うのですが徐々に織り込んで
きている印象があります。
FEDの10月0.25%の利下げ確率は97.8%、12月の0.25%確率が92.8%とのこと。
米国の利下げを織り込んでドル円が下がってきているのだと思いますが、24日のCPIを
一応はみたいです。
相場は動かないというか動けないような感じで金を買うしかないような状態が4200ドル台と
いいうことになっているのだと思います。
ベージュブックでは雇用に関し大半は安定ということでスタグフレーションという感じでもない。
破綻する企業も出てはきているので景気減速懸念もありますが、今週の各企業の決算が
どんな感じになるかは注目です。
ということで、引き続き利下げ方向への織り込み具合や要人発言など気にしながら無理なトレード
をしないということでやっていきたいと思います。
まだまだ荒れそうな感じもします。
(個人的な見解ですので、投資は自己責任でお願いします。)
10月16日 金価格上昇4200ドル台 やることなくて金へ
強気の見方は多く、昨年10月に記録した最高値を今年1月に既に更新。いざとなれば換金できる「有事の金」は、地政学的緊張が生じたり、マーケットが荒れたりする局面で、資金の逃避先として需要が高まる。だが、理由はそれだけではない。1オンス=2800ドル台への値上がりにつながった諸要因を振り返りながら、金投資のヒントをまとめた。
予想レンジの下限:3700ドル ブルームバーグのデータによれば、9月に入り金価格はすでに9%高にある(レポート掲載時点)。今年3月以来の大幅上昇である(3月の上昇率9.3%)。日足のRSIは買われ過ぎの水準で推移し続けている。短期的な過熱感による調整売りを警戒したい。
また、筆者が注目しているのが米ドルとの関係である。10月以降、米ドルは対ユーロで上昇基調へ転じている(ユーロドル[EUR/USD]は下落基調にある)。
米FOMC後、金融政策の方向性を織り込んで動く2年債利回りと、インフレなどの景気動向を織り込んで動く10年債利回りはともに反発した。この動きは、短期金融市場と同じく米債市場でも連続利下げを織り込む動きと考えることができる。この見立てが正しい場合、米金利が低下してもその幅は限定的となることが予想される。他の反発理由として、インフレの再燃や財政問題を警戒している可能性もある。
金は通常、国際市場でドル建てで取引されるため、ドルが上がれば金価格が下がり、ドルが下がれば値上がりする。また、金利が付かないため、金利上昇時は投資需要が減少して値下がりし、金利低下時は値上がりしやすい。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が3月上旬に「年内のある時点」で利下げを始めることが適切と述べると、金は最高値を更新する局面に入った。
次の上値ターゲットは、フィボナッチ・エクステンション100%の水準4184ドルとなろう。このテクニカルラインをも突破すれば、次の節目のラインである4200ドルが視野に入る。このラインを今週の上限と想定したい。
コモディティー調査会社マーケットエッジの小菅努代表取締役は今年の金価格見通しについて、3000ドルが一つの目安と述べ、年末ごろの到達を予想する。昨年の金高騰の特徴には、国際情勢が常に緊張して不安感が広がる中、「安全資産としての買いが必要かどうか」というテーマの重要性が増したことを挙げた。
業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、中銀の金の純購入量は22年に過去最高の計約1082トンに達した。23年は計約1037トン、24年は第3四半期(7-9月)末時点で計約694トンと、22年の同時期とほぼ同水準だった。WGCが昨年前半に実施した調査では、回答した中銀の81%が向こう1年間に中銀の購入は増加すると予想した。
いずれにせよ注目すべきは、米金利の反発局面で金価格が強気相場を維持したことである。本来であれば、米金利の上昇は金の売り要因である。それでもNY金先物価格が初めて3800ドル台へ到達し、金価格がこの動きに追随している状況は、金の投資妙味が高まっていることを示唆している。
筆者が注目している水準が4060ドルである(4時間足チャートを参照)。先週、金価格の上昇を止めたこの水準がサポートラインに転換すれば、調整売り終了のサインとなり、再び上値をトライする展開が予想される。また、現在この水準付近には5日線(4062ドル)が上昇している。テクニカルの面でも4060ドルを今週の下限と想定したい。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が昨年12月、25年に見込む利下げ回数を従来予想から引き下げて2回にしたことも金利が付かない金にはマイナスに働く。ゴールドマン・サックス・グループは今年に入り、金価格が3000ドルに達する時期の見通しを26年半ばに先送りしたが、年内の米利下げ幅見通しを1ポイントから0.75ポイントに下方修正したことが背景だ。
中国人民銀行は昨年11月、それまで半年間停止していた金購入を再開。同行は4月まで1年半連続で金備蓄を増やし、金価格上昇を支える一因となっていた。金が歴史的に高値で推移しているにもかかわらず、購入を再開したとの12月の発表は、人民銀が依然として準備資産の分散化と通貨価値の下落に対する備えを重視していることを示している。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物市場で10月15日、最も取引が活発な2025年12月限の金先物価格が一時1オンス4200ドルを超え、史上最高値を更新しました。
歴史的な高騰劇を支える土台となっているテーマが、中長期の時間軸の「中央銀行」と、超長期の時間軸の「有事(非伝統的)」です。この二つは、2010年ごろから目立ち始めた「非伝統的テーマ」です。
10月には、メキシコとモンゴル、チェコの中銀で外貨準備を担当する当局者が業界会議で、準備資産に占める金の割合が今後数年間で増加する公算が大きいとの見解を示した。



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