
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年10月17日 19時00分
【10/20(月)】:ニュージーランドCPI、中国GDPほか
・6:45 ニュージーランド 消費者物価指数CPI(前期比)
【前回】0.50% 【市場予想】0.90%
ポイント:
4-6月期のCPIは前期比で0.5%と、1-3月期の0.9%から伸びが鈍化したものの、前年比では2.7%(1-3月期:2.5%)伸びが加速しました。ただ、前期比・前年比とも市場予想に届かず、中銀の利下げ観測を高めました。今回のCPIは前期比・前年比とも、インフレが加速するとみられています。11月の利下げを阻むものではないとの見方が優勢ですが、結果を受けて、こうした見方が修正されるのかどうか注目されます。
FX視点:
・結果が上振れた場合、11月以降の利下げ期待が後退し、NZドルを押し上げる期待はあります。
・一方、予想に届かなかった場合、追加利下げの余地が広がることで、NZドル売りが強まる展開も考えられます。
・11:00 中国 7-9月GDP(季調済/前期比)
【前回】1.10% 【市場予想】0.80%
ポイント:
4-6月期GDPは前期比で1.1%、前年比で5.2%とそれぞれ1-3月期の成長率から伸びが減速しました。不動産不況や貿易摩擦の影響で、需要が伸びませんでした。過剰生産能力の中、内需の弱さに加えて、貿易摩擦で輸出も頭打ちのため、デフレスパイラルが継続しており、経済成長の鈍化が懸念されます。
FX視点:
・市場予想よりも伸びが抑制されれば、オフショア人民元安が進むことになりそう。
・市場予想よりも強い結果となれば、中国経済への安堵感から、オフショア人民元高に振れると見られます。

※Bloombergのデータを基に作成
※灰色は米政府機関閉鎖による影響から、発表されない可能性があります
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