【週間イベント】
4地域の今後１週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 宇栄原宗平
目次
▼北米（米国・カナダ）
米大幅利下げ観測浮上…米9月CPIで変化はあるか
▼欧州（ユーロ圏・英国）
BOEによる追加利下げを巡り英CPIなどに注目
▼アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
「高市トレード」再開か？どうなる首班指名選挙
▼新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）
トルコ中銀、政策金利を据え置く？
北米（米国・カナダ）
重要イベント
10/21◎カナダ9月消費者物価指数
10/21◎ネットフリックス7-9月期決算
10/22◎テスラ7-9月期決算
10/23☆米新規失業保険申請件数
10/23◎米9月中古住宅販売件数
10/24☆米9月消費者物価指数
10/24☆米10月製造業PMI・速報値
10/24☆米10月サービス業PMI・速報値
10/24◎米9月新築住宅販売件数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
米政府機関の一部閉鎖が継続する中で、15日に発表予定だった米9月消費者物価指数（CPI）は24日に延期となりました。米労働市場の減速が意識される中、市場の一部では10月もしくは12月連邦公開市場委員会（FOMC）で50bp（0.50％ポイント）利下げが行われるとの見方も浮上しています。CPIの結果を受けて市場の見方に変化があるか注目です。
北米のイベント
欧州（ユーロ圏・英国）
重要イベント
10/21☆ラガルドECB総裁講演
10/22☆英9月消費者物価指数
10/22☆ラガルドECB総裁講演
10/24◎英9月小売売上高
10/24☆独10月製造業PMI・速報値
10/24☆独10月サービス業PMI・速報値
10/24☆ユーロ圏10月製造業PMI・速報値
10/24☆ユーロ圏10月サービス業PMI・速報値
10/24☆英10月製造業PMI・速報値
10/24☆英10月サービス業PMI・速報値
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
ベイリー英中銀（BOE）総裁は、今後の利下げについて「それがいつ、どの程度になるかは、インフレ率低下の道筋次第だ」と述べています。今後の利下げを巡り22日の英9月CPIに注目が集まります。
欧州のイベント
アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
重要イベント
10/20☆NZ7-9月期消費者物価指数
10/20☆中国7-9月期GDP
10/20☆中国9月小売売上高
10/20◎中国9月鉱工業生産
10/20◎中国1年/5年物ローンプライムレート（LPR）
10/20◎中国共産党4中全会（～23日）
10/20◎高田日銀審議委員講演
10/21◎NZ9月貿易収支
10/21◎氷見野日銀副総裁講演
10/21☆日本臨時国会召集（首班指名選挙）
10/21◎APEC財務相会合（～22日）
10/22◎日本9月貿易収支
10/24☆日本9月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
自民党と日本維新の会が連立協議を行っていることから21日の首班指名選挙で自民党の高市総裁が選出されるとの期待が高まっています。仮に高市氏が選出された場合に「高市トレード」が再始動するかが焦点となります。なお、維新の藤田共同代表は、連立協議の結論は「20日までに判断する」と述べています。
アジア・オセアニアのイベント
新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）
重要イベント
10/22◎南ア9月消費者物価指数
10/23☆トルコ中銀政策金利
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
トルコ中銀は23日に政策金利を発表します。前回9月会合では市場予想（200bp）を上回る250bp利下げを決定しました。そうした中で、トルコ9月CPIは予想に反して8月から伸びが加速（前年比+33.29％）する結果となっています。そのため、今回は政策金利を40.50％に据え置くとの予想が優勢です。
新興国のイベント
お知らせ：FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所に所属する外国為替市場のアナリストが、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
FX 為替 注目のFX週間イベント
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発表はそれぞれの国の中央銀行や官公庁のホームページなどで公表されることがほとんどですが、FX会社の「経済指標カレンダー」では、発表結果を一覧で確認することができます。大変便利なので、ぜひ活用したいです。また、発表結果のみならず、いつ、どの国の何の経済指標が発表されるのか、また予想値はいくつで前回値はいくつかなど詳細な情報も確認できます。
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「為替ニュース」では金融情報ベンダーが提供する良質な為替ニュースを24時間ご確認いただけます。要人発言や金融政策の動向、株式市場や原油市場の現況など、ヘッドラインからコラムまでトレードに関する情報が多数掲載されています。テクニカル分析でポイントとなる価格をまとめたレポートも閲覧できます。また、トルコリラやメキシコペソ、南アフリカランド、中国人民元といった新興国通貨の情報も取扱っています。新興国の情報は一般的な新聞やニュース等では入手が困難なため、「みんなのFX」の為替ニュースでぜひチェックしてください。トルコリラ/円やメキシコペソ/円といった個人投資家に人気の通貨ペアに関して、いち早く相場の転換点をキャッチできるかもしれません。
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ファンダメンタルズ（fundamentals）とは、直訳すると「基本の」「根本的な」という意味になります。FX取引においてファンダメンタルズ分析とは、どのような分析方法なのか、しっかりおさえていきましょう。
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