東京株終値4万9185円 最高値更新

20日の東京株式市場の日経平均株価（225種）終値は、前週末比1603円35銭高の4万9185円50銭だった。終値で4万9000円台を付けるのは初めて。

業種別では、全３３業種が上昇した。三菱ＵＦＪ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、ＬＩＮＥヤフ<4689.T>、ＫＤＤＩ<9433.T>などの情報通信株が上昇。アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も高い。大和証Ｇ<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、ディスコ<6146.T>、菱重工<7011.T>などの機械株も堅調。バンナム<7832.T>や任天堂<7974.T>などのその他製品株や、ＭＳ＆ＡＤ<8725.T>、東京海上<8766.T>などの保険株、リクルートＨ<6098.T>、日本郵政<6178.T>などのサービス株もしっかりだった。

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週明け20日の東京株式市場は1603円35銭値上がりし史上初めて4万9000円台に入り、4万9185円50銭で取り引きを終えました。

20日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、終値は前週末比1603円35銭（3.37%）高の4万9185円50銭と最高値を更新した。終値で4万9000円台に乗せたのは史上初。日本維新の会の吉村洋文代表は20日、自民党と連立政権の樹立で合意する方針を明らかにし、21日にも実施される首相指名選挙で自民党の高市早苗総裁が首相に選ばれるのが確実な情勢となった。政局を巡る不透明感が薄らいだとして投資家心理が強気に傾いた。米信用不安の後退で17日の米株式相場が上昇したほか、貿易問題を巡る米中対立の緊張緩和への期待が高まったことも追い風で、日経平均は高値引けとなった。