【S&P500】6,770超えで終えれば一段の上昇へ。6,000割れで終えた場合は下値リスクが点灯、6,550を割り込んで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。
直近の日足は、小陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。6,600-10の下値抵抗を支えとして上値トライの可能性に繋げていますが、上昇エネルギーの強いものではないことや、前週の週足が値幅のやや大きい陰線で終えていること、先週足が小陽線に留まっており上昇余力に欠ける形で越週しており、週足の形状がまだ改善していない状態です（下図参照）。下値を切り上げる流れを維持していますが、上値をトライし切れずに反落する可能性にも注意が必要です。また、日足が6,600-10の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、6,540-50の抵抗を下抜けて終えた場合は短期トレンドが変化して、下落余地がさらに拡がり易くなります。上値抵抗は6,690-00，6,720-30，6,740-50，6,760-70にありますが、全て上抜けて終えた場合は、強気の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。下値抵抗は6,620-30，6,600-10，6,570-80，6,540-50にあります。全て下抜けて終えた場合は一段の下落リスクが生じます。
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4月初旬から足元まででは、人工知能（AI）や防衛などトランプ政権の政策にマッチした好業績銘柄に投資マネーが集中してきました。上値を追うために物色の広がりがみられるか注目です。
今週もS&P500が強気相場を維持すれば、6,300の突破が焦点となろう。このラインの突破は、さらに上値を試すサインとなろう。
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