【見通し】今日の株式見通し=軟調か ダウ平均は300ドルを超える下落

東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は334ドル安の46590ドルで取引を終えた。米中の貿易摩擦懸念が再燃したほか、決算を受けてネットフリックスやテキサス・インスツルメンツが大幅安となったことが、投資家心理を悪化させた。ドル円は足元151円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが490円安の48820円、ドル建てが395円安の48915円で取引を終えた。
米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。ネットフリックスが下げるであろうことは、きのうの時間外の反応である程度織り込んでいると思われる。しかし、引け後に決算を発表したテスラやIBMが時間外で下落しており、本日の米国市場でも企業決算を警戒した売りが出てくる可能性がある。きのうの日経平均は下げ渋ったものの、場中には700円超下げる場面があった。高値圏で推移しているだけに、風向きが怪しくなれば利益確定売りは出やすい。CME225先物からは、スタートから49000円を下回る展開も想定される。下げの度合いが大きくなれば下値は拾われるとみるが、買い材料に乏しい中、マイナス圏で不安定な動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは48600-49100円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】今日の株式見通し=軟調か ダウ平均は300ドルを超える下落
見通し 今日の株式見通し軟調か ダウ平均は300ドルを超える下落
【NQNニューヨーク=稲場三奈】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発して始まり、午前9時35分現在は前日比232ドル04セント高の4万4472ドル80セントで推移している。米政権の関税政策を巡っては様子見の雰囲気が強い。ダウ平均は前日までに売りが進んだ後で、主力株に見直し買いが入っている。ダウ平均の上げ幅は300ドルを超える場面がある。
トランプ氏は8日夕に自身のSNSで「あす(9日)の朝に貿易に関連して最低でも7カ国について公表し、午後にも追加の国についても発表する」と投稿した。米国と貿易相手との今後の交渉次第で関税率が変わる可能性もあり、リスク回避の動きは限られる。ダウ平均は前日までの2営業日で580ドルあまり下落した後で、見直し買いが入っている。


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