日本旅行「宇宙旅行」は1億円想定
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日本旅行が発表した新サービスの内容は?
日本旅行は20年に宇宙事業推進チームを設置。旅行業の枠を超え、宇宙を資源とした地域活性化事業や、教育事業、星空観光人材の育成など、「人と宙の架け橋」を目指してさまざまな取り組み行っている。
日本旅行が発表した新サービスの内容は?
日本旅行と将来宇宙輸送システム(ISC)は10月28日、両社がこれまで進めてきた「宇宙旅行事業構想」をさらに進展させ、商用化フェーズに向けた体制構築などを進めると発表した。2030年代には東京とロサンゼルスなど、地球上の2拠点間を60分以内で輸送する“宇宙経由の地上移動”の実現を目指す。
日本旅行の吉田社長は「宇宙旅行は富裕層の特別な体験ではなく、教育や学びの要素も取り入れ、旅行会社として『できるだけ宇宙を身近に感じられる』ような、さまざまなプログラムを用意していく」考えを示した。
日本旅行が商品開発や販売を担う。将来宇宙輸送システムの畑田康二郎社長は、機体を繰り返し使用できるようにして旅行価格の引き下げを目指す考えを示した。
第3段階は、40年代に地球を離れ、宇宙空間に滞在する体験を提供する。日本旅行を総代理店とし、第2、3段階の宇宙旅行サービスの優先申込券の受け付けを、26年度中に開始する予定だ。
洋上の打ち上げ場から出発する計画で、東京と米国を結ぶ想定だが、地球上ならどの地点間でも60分以内で移動できるという。東京都内で記者会見した日本旅行の吉田圭吾社長は「宇宙輸送と観光の未来をつなぐ新たな出発点となることを願っている」と述べた。


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