日経平均5万1000円台 最高値更新
日経平均は構成する225銘柄の株価を一定の手法で平均して算出する。アナリストが個別銘柄に付与する目標株価を積み上げれば「目標日経平均株価」を出せる。QUICK...
日経平均株価が初めて5万円の大台を突破した。予想を「外した」のは経済情勢などさまざまな視点から投資環境を分析し日経平均の見通しを示すストラテジストだけでない。企業を分析して業績予想と目標株価を出すアナリストも急ピッチな株高に出遅れている。
前日に好決算を発表したアドバンテストなど、半導体関連株の一部が日経平均を大きく押し上げている。東証プライム市場全体では、8割近い銘柄が値下がりしている。
29日の東京株式市場で日経平均株価は反発か。28日に米株式相場が上昇したのを受け、日本株には買いが先行しそうだ。高市早苗政権の政策期待や日本株の先高観は強く、買い遅れた投資家の買いが入りやすい。日経平均の上値メドは前日終値(5万0219円)から500円ほど高い5万0700円程度。27日に付けた最高値(5万0512円)を更新するとの予想があった。
東京株式市場で日経平均株価はきのうの終値と比べて、一時1000円以上値上がりし、5万1000円台をつけました。取引時間中の史上最高値を更新しています。
日経平均は、27日に記録した従来の取引時間中の最高値(5万549円60銭)を更新した。
28日に決算を発表したアドテストが大幅に上昇している。アドテストは2026年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)の予想を前期比71%増の2750億円と、従来予想(2215億円)から上方修正した。大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「半導体関連がけん引する形で日経平均は買いが先行している。買い一巡後は利益確定売りも出るとみられ、全体的に買われる雰囲気にはならないだろう」とみていた。



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