税滞納 差し押さえフィギュア公売
市税等の滞納者から差し押さえた物件計18点を出品したところ、280名の方々に参加申込をいただき、17点落札されました。 売却額は、滞納処分費を除き、全額滞納市税等に充当します。 八王子市では、引き続きインターネット公売を実施し、滞納解消に努めていきます。
佐藤希生アナウンサー「春日市役所にやって来ました。ここである変わった取り組みが行なわれるということで早速行ってみます。すごい数、見たことのあるキャラクターのものなどいろいろな種類のフィギュアが並んでいます」春日市収納課 三舩理さん「春日市が市税の滞納処分によって差し押さえたフィギュアです」春日市が22日、始めたのはフィギュアの公売会。公売とは税金を滞納する人から差し押さえた物を、国や自治体が売却して税金の未納分に充てる手続きのことです。Q.これまでフィギュアは公売していましたか「これだけの数のフィギュアを公売するのは全国的にも珍しいです」Q.なぜフィギュアに特化したのですか「今回一度に大量のフィギュアが差し押さえによって入ったので行いました」今回、出品したのは1人の滞納者から差し押さえたフィギュア、実に140点。「スターウォーズ」や「スパイダーマン」など映画やアニメの人気キャラクターがずらりと並びます。インターネットでの入札形式で最低価格は500円です。記者「春日市のホームページからダウンロードできるフィギュアの写真を見ながら好みの物を選べます。欲しい物が見つかったら入札サイトで支払って良いと思う金額を入力します。入札期間終了後に最高額だった場合に落札できるシステムです」フリーマーケットアプリなどで高値で取引されることもあるフィギュアを集めたこの公売会。滞納者のあらゆる所有物がお金に換えられ、税金の未納分に充てることが可能なことを感じさせます。春日市収納課 三船理さん「できればフィギュアに興味がある人に手に取ってほしい」フィギュアは市役所内に展示していて入札は10月28日まで受け付けます。落札できた場合は10月末までに代金を支払い、市役所で直接受け取る必要があるということです。


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