【テクニカル】日足テクニカル・ドル円=一目・転換線は上向き、10日高値がポイントに

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【テクニカル】日足テクニカル・ドル円=一目・転換線は上向き、10日高値がポイントに

陽線引け。151円半ばまで下押すも、22日安値の手前で下げ止まると一転し買い戻し優勢の展開に。153円台に乗せたところで上昇は一服したが、152円後半で下押しは限られた。

 日足一目・転換線は本日151.70円台まで上昇し、27日高値153.26円を上回ると水準を切り上げる。同線の方向性を尊重し、買い目線で臨みたい。10日高値153.27円を上抜けると、上値余地を更に探ることになりそうだ。

レジスタンス1  153.27(10/10高値)

前日終値     152.73

サポート1    151.77(日足一目均衡表・転換線)

サポート2    150.47(10/21安値)

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ドル円=一目・転換線は上向き、10日高値がポイントに

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一目均衡表がほかのテクニカル指標とまったく違う部分は、為替レートやその平均値を未来や過去にずらして、「雲」や「遅行線」を描画し、売買判断に使用するところです。二次元のチャートに過去や未来という三次元的な奥行きを持たせている点は、世界で唯一無二、オンリーワンの指標といっても過言ではないでしょう(図1)。

今年1月10日の高値と4月22日の安値のフィボナッチ・リトレースメント76.4%戻しが154.40レベルにあたる。想定を超える米ドル高・円安の進行で154.00を上方ブレイクする場合は、このテクニカルラインの攻防が焦点に浮上しよう。

一目均衡表+MACDは、相場のトレンドや転換点を複数の視点から分析できる組み合わせで、売買タイミングの精度を高めるテクニカル指標です。

一目均衡表は、株式評論家の細田悟一氏が一目山人というペンネームで戦前に発表したテクニカル指標です。外国人FXトレーダーにも「東洋の神秘」として注目され、今では「ローソク足チャート」とともに日本で生まれ、世界的に有名になった定番指標として知られています。

筆者の想定を超える米ドル安・円高でドル円が151.00を下方ブレイクする場合は、150.00を視野に下落拡大を警戒したい。150.24レベルは、直近高安のフィボナッチ・リトレースメント76.4%にあたる(4時間足チャート参照)。一方、149.90台には、10月17日の反落を止めた日足の一目基準線が推移している。テクニカルの面で150.00はサポートラインとして意識されやすい状況にある。

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