ANA系 AirJapan 運航休止へ
2024年2月からは、ANAブランドとAirJapanブランド両方で運航する会社として、新たにスタートしました。AirJapanブランドについては、”FSC(Full Service Carrier フルサービス)でもLCCでもない航空会社”で、ANAとAirJapanの両方を運航するので、野球の大谷選手にあやかって、我々も二刀流でチャレンジするということを社内外に宣言しています。
エアージャパン」ブランドを休止 ANAブランドへ統合 thaich.net/news/20251030a…同社は2024年から「ANA」「Peach」「AirJapan」の3ブランド体制で展開してきましたが、国際情勢の変化や機材納入遅延などを受け、経営資源をANAブランドに集中させる方針です。
そのAirJapanブランドの3つの戦略についてご紹介させていただきます。
これからも、AirJapanならではの価値を一つずつ積み重ね、インバウンドのお客様だけでなく、日本人のお客様にもご利用いただきやすいブランドを目指していきたいとと思っています。本日はありがとうございました。
今我々がANAに代わって運航しているのが10路線、週140便、AirJapanブランドで運航しているのがシンガポール、バンコク、ソウルの3路線、週38便となっています。もともと、ウクライナ戦争前に今年度末で6機を計画していましたが、ロシアによるウクライナ侵略によって航空機がロシア上空を飛べず、迂回しなければいけなくなったため、その分パイロットや飛行機が必要になり、ANAグループ全体の利益の観点からその計画を遅らせて、今年度末に3機が揃うという状況になっています。
AirJapan。最早存在すら忘れていた。
[速報]AirJapanブランドを冬ダイヤ最終日26年3月28日で終了。運航会社エアージャパンはANA国際線運航に注力。記事はのちほど。
AirJapanブランドを立ち上げた大きな理由は、日本の人口減少です。1966年の人口は9900万人でしたが、2050年になると9800万人まで減少し、また、高齢化により生産年齢人口も減って高齢化していくと予測されています。その中でどこで“飯を食っていく”のかを考えると、インバウンドでしっかりとビジネスを成り立たせることが必要だろうということです。
当社の設立は1990年で、2000年にエアージャパンに会社名を変更し、ANAに代わって成田・羽田からアジアを中心に運航する航空会社として再スタートしました。ANAに代わってというのは、世界にはパイロットを派遣する派遣会社がたくさんあるのですが、当社はこうした派遣会社から外国人パイロットを採用して、ANAに代わって特定区間の運航を行っているということです。客室乗務員については当社で社員を採用し、ANAの制服でANAのサービスを提供するため、ご搭乗されるお客様からは、ANAか当社、どちらが運航しているのかは時刻表や当日のアナウンスでわかるだけで、基本的にはわかりません。
コロナ禍の時に、JTBさんと日本政策投資銀行さんが世界に大々的にアンケートをとっています。「コロナが終わったらどこに行きたいか」、やっぱりアジア居住者の希望はダントツで日本なんですね。欧米豪の居住者も一位はアメリカですが、日本もそれに次いで人気です。今は円安もあってかなりインバウンドの数は増えていますが、コロナ禍の円安がそこまで進んでいない状況でも、これだけ日本に行きたい方が多かったんです。2020年に第三のブランドをやろうと決めたわけですが、2011年から2019年の主要なアジアにおけるインバウンド成長率も上昇傾向にありますし、昨年のデータも、タイ以外は大きく伸長していることから、やはりここをどう狙っていくのかがANAグループにとっても非常に重要になります。


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