FX個人投資家動向「日米金融政策の温度差で円安・ドル高も、米中首脳会談巡る思惑で不安定な値動き‼リラ円はショートが縮小」2025年10月30日

前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。

FX投資家フローと市況

前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き（ローソク足）と個人投資家動向です。（画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。）

29日、アジア時間の中盤に152.547円まで上昇した後は、米FOMCを控えて152.00円を挟んでの推移が続いた。注目されたFOMCでは予想通り0.25％の利下げが決定されたほか、バランスシートの縮小も決定された。ただ、声明文で「米経済活動が緩やかなペースで拡大している」として景気判断を上方修正したほか、パウエル議長が「既定路線というには程遠い」と12月の利下げ期待を牽制したことから、153.057円まで上昇した。

本日アジア時間、日銀会合の結果を控える中で、利食いや仕掛け的な円買いが入り、ドル円は152.156円まで下落した。また、日銀は7対2の賛成多数で金利の据え置きを決定した。また、展望レポートでは、来年度以降の物価見通しがわずかに引き上げられたものの、経済状況やインフレ見通しへの見解はこれまで通りの内容となり、利上げ時期が迫っている印象は少なかった。これを受けて、ドル円は153.134円まで上昇した。

その後、米中会談が短時間で終了し、トランプ米大統領が報道陣に応えることなく会場を去ったことで、会談が決裂したのではないかとの思惑が高まり、ドル円は152.156円まで下落した。ただ、のちにトランプ氏が「会談では多くの決断がなされた」「レアアース問題は全て解決した」と述べたことから、ドル円は153.134円まで急騰するなど、不安定な値動きとなった。

取引金額

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市場シェア上位

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ポジション金額

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ポジション増減

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