日経平均終値 初の5万2000円台

３１日の東京株式市場で、日経平均株価（２２５種）は続伸し、取引時間中として初めて５万２０００円を上回った。午後１時現在、前日終値比８５３円６６銭高の５万２１７９円２７銭で取引されている。

27日の日経平均株価は終値も史上最高値の5万円台となりました。

米ＩＴ大手のアップルやアマゾン・ドット・コムが３０日発表した決算の内容が好感され、東京市場では日経平均への影響度が大きい半導体関連株の一角が上昇している。

日経平均は月初には4万4000円台だったが、27日には5万円の大台に乗せた。上昇の速さを指摘する声は多く、31日も利益確定の売りに押される場面もあった。

きょうの東京株式市場で、日経平均株価はきのうより1085円高い5万2411円で取引を終えました。

31日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸し、終値は前日比1085円73銭（2.12%）高の5万2411円34銭と、初めて5万2000円台で終えた。日銀の早期の追加利上げ観測が後退して、一段と運用リスクを取りやすくなった海外勢などの買いが強まった。アップルなど米ハイテク企業の決算が好感されたのに続いて、東京市場でも村田製や日立といった好決算銘柄が大幅高となり、相場を押し上げた。日経平均は高値引けとなった。

前日の取引時間中は先物主導で日経平均は不安定な動きだったが、きょうは当面は株式市場にとって良好な環境が続くとの思惑が広がるなかで朝方から買いが強まった。持ち高整理や利益確定売りで上げ幅を縮小する場面はあったものの、足元で目立った売り材料は指摘されておらず、きょうは買いが途切れなかった。

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