[米ドル円]日米金利差縮小せず

未明に開かれたFOMC会合では利下げに慎重な姿勢が示されドル買いで反応したが東京市場では日銀会合を控え調整の売りが先行し152円17銭まで下落。しかし日銀会合では政策金利据え置きを決定したものの利上げを指示した委員が前回と同じ2名に留まったことで円は下落。また、植田総裁は盛り上げに慎重な姿勢を示したことから円全面安。
欧米市場ではドル買い円売りが一段と進みドル円は154円44銭まで上昇。
市場はFRBの利下げに対し日銀の利上げ観測から日米金利差が縮小に向かうとの思惑が後退。目先ドル円の買いの勢いは残る。ただ、最終的にFRBの利下げと日銀利上げスタンスには変化はないとの見方は依然残る。
ドル円は目先155円を目指す展開が予想されるが、短期的な動きに留まるとみている。

ドル円予想レンジ：154円90銭（BB上限）～153円30銭（38.2％）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー