都心共働き世帯 小学校受験広がる

都心共働き世帯 小学校受験広がる
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都心共働き世帯 小学校受験広がる

◆大野さん もともと小学校受験は、親子代々で名門校にいくというお家柄がやるものでしたが、最近は受験する家庭の裾野が広がりました。共働きでも通いやすいように、学童を併設した私立小学校ができたり、オンラインで授業が受けられる塾が出てきたりしたのは、ここ十数年の動きです。

子どもの学習に関して不安であれば、小学校受験専門の幼児教室を活用するのがおすすめです。小学校受験は出題される範囲が広いため、どのような学習をおこなっていけばいいか難しいです。小学校受験専門の幼児教室であれば、小学校受験を見据えた学習サポートを受けられるでしょう。また、学習だけではなく、子どもたちの学習習慣づくりのサポートや受験合格につなげるための計画立案、子どもや両親の悩み解決などもおこなってくれます。

親が子どもに付きっきりで一緒に勉強に取り組むスタイルは、小学校受験に取り組む家庭がよくおこなう方法です。しかし、長時間付きっきりだと、家事や他のしなければいけないことが全くできません。

両親のスケジュールを管理・調整し、家族全体で小学校受験をクリアする体制を整えましょう。どうしても家庭内だけでサポートが難しい場合は、自分たちの両親にお願いしたり、家事代行サービスを使って負担を減らしたりなど、時間を作る工夫をしましょう。

◆大野さん 小学校受験塾の世界は二極化が進んでいます。難関校の合格を最優先にカリキュラムを組む教室と、学びのプロセスを重視する教室。年齢が幼いうちから難問を解かせる考え方もありますが、私は子どもの本質を見ていきたいから、2016年から保育園をスタートさせ、受験にもまれすぎずに学べて、子どもらしく育つ環境をつくっています。

最近はシッターや家事代行を活用する家庭も増えています。コノユメでも、鮮魚店とコラボして、すぐ食卓に出せる冷凍の魚料理の販売を始めました。小学校受験は季節の行事や手料理などの“丁寧な暮らし”を求められますが、毎日全部を完璧にやる必要はないです。この日はこれをやろう!と、ピンポイントに子どもと一緒に楽しむ。それくらいの割り切りが親子の笑顔につながると思います。

例えば、入学費用や入学してからかかる費用、登下校にかかる時間、学校行事の頻度、放課後の過ごし方など、全てを考慮したうえで無理のない選択をしていくのがよいでしょう。小学校受験は「合格したからよかった」ではなく、その後の6年間が重要となります。子どもが無理なく通えること、また両親たちも無理なくサポートできることを第一に考えて、小学校を選んでいきましょう。

私が感じた小学校受験のメリットはこんな感じです。 ・自分と同じような価値観の親御さんが集まるコミュニティに属せる ・ハードな中学受験を回避できる ・未就学児のうちから、学ぶ楽しさを知り、学習が習慣化される ・入学後は公立小学校よりも自分の好きなことに没頭し探求できる ・受験準備で家族がひとつになる 小学校受験をするかしないか悩まれている場合は、ご夫婦が思うメリットとデメリットを洗い出しておきましょう。

◆大野さん その一方で、子育てや教育を“面白い”と思うお父さんも増えていますよね。小学校受験の「絵画工作」では、家族の自然体験をもとに描くことも多いです。子どもとのザリガニ釣りの体験が、受験のためだけでなく、家族の大事な思い出になる。そうやって家族一緒に学びを楽しむ家庭が増えたのは、とても良い変化ですよね。小学校受験は親も子も焦ったり追い込まれたりしがちですが、子どもも親も、心の余裕が大事だと感じています。

小学校受験のための幼児教室を運営する、株式会社コノユメ代表取締役の大原英子さんとメリーランド株式会社代表取締役の大野将平さんの対談をお届けします。

共働きでも小学校受験をクリアするためには、なにより両親のサポートが必要です。とはいえ、無理をして身体を壊したり、家庭全体が疲弊してしまったりするのは避けたいものです。ここからは共働きでも小学校受験をクリアする4つのポイントについて解説します。

◆大野さん また少子化で共働きも増え、子どもひとりに投資できる額が増えました。保育料無償化も追い風になっています。小学校受験の情報は、昔は一部の人しか知らないベールに包まれていましたが、学校や塾もデジタル化が進み、情報を気軽に調べられ、幼児教育に熱心な家庭が一層増えた印象です。

また、学校側の体制も、共働き世帯を受け入れるために変化してきています。一般的に私立小学校では、公立小学校のように給食提供が当たり前ではありません。しかし最近は、栄養バランスの取れた給食を提供してくれる私立小学校も増えてきています。他にも、学内学童の整備や学童内で音楽やスポーツなどの習い事を実施できるサポートなど、共働き世帯を支えるための体制を整えてくれているのです。

自分たちの仕事の時間や家事の時間なども含めたうえで、子どもの小学校受験のために必要な時間も管理し、それに伴った調整をしていかなければなりません。子どもの小学校受験のために必要な時間ありきでスケジュールを組んでいくため、緻密な管理・調整が必要となるでしょう。

11月の小学校受験シーズン、都心では共働きで高収入の「パワーカップル」世帯が受験に臨む姿が目立つ。かつて限られた層のものと見られた小学校受験は、教育投資への関心が高い共働き世帯にも広がっている。

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