2025/11/2(日) 今週の見立て

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2025/11/2(日) 今週の見立て
今週の見立てです。まずは材料集めから。
1.先週の整理と今週の焦点

先週は大きなイベント山盛りでした。今後の展望を得るために、特に注意しておきたいのはFOMCの結果。先週の見立てでも書いていたように、0.25%利下げは織り込まれており、注目はFOMC後のパウエル議長会見でした。

で、この発言がサプライズ。マーケットでは12月も利下げ、と広く予想されていたのですが、パウエル議長は「12月利下げは決まったことではなく、むしろその逆だ」と強調。この結果、発言を織り込む動きになり、先週は「ドル高」。12月に利下げかどうか、今後は指標の結果が重要になってきそうです。

以下は、今週の焦点です。

(1)米雇用統計→延期?
12月FOMCの方向を見て行くために、今週末の「米雇用統計」は重要指標なのですが、まだ政府閉鎖が続いているので、延期される可能性。この場合、先月と同じく、水曜の「ADP雇用統計」で動く展開もあり、注意が必要。
(2)BOE政策金利
木曜にイギリスのBOE政策金利。利下げか注目されていましたが、据え置きになりそうとの予想が大勢。もしも利下げされた場合はサプライズでポンド安になりそう。据え置きの場合も12月利下げと予想されています。

(3)RBA政策金利
火曜にオーストラリアのRBA政策金利。こちらも据え置き予想ですが、インフレが加速中。タカ派よりの姿勢を強めるようであれば、オージー高要因になりそうですね。

2.通貨強弱
続いて先週通して見た場合の通貨強弱。うちのブローカーだと米ドルが最も強く、続いてオージーが強い。対して最も弱かったのは英ポンド。

USD=AUD=CAD>JPY>EUR>NZD=CHF>GBP

最も弱かったポンドはクロス横断でポンド安方向。最も強かったドルストレートは目先はドル高方向かなという印象。ということで、このあたりが通貨選択の材料になりそうです。

3.今週主に見て行く通貨

今週はポンドクロスからGBPAUD、ドルストレートからGBPUSD あたりを中心に見て行こうと思います。GBPAUDは日足回帰で短期ロングして終わる可能性もありそうですが、それはそれでいいかと笑 両通貨ペアともに木曜のBOE政策金利は注意が必要。このほか、GBPAUDは火曜のRBA政策金利、GBPUSDは水曜のADP雇用統計にも注意が必要ですね。

GBPAUD
2025_11_02_GA01_

GBPUSD
2025_11_02_GU01_

4.指標・イベント等
米政府機関の一部閉鎖が継続する中、10月雇用統計については前回分が発表されていないこともあり延期される可能性が高そう。この場合、前月に倣えば水曜のADP雇用統計で動く可能性があり、注意が必要。
このほか、大きなところでは火曜にオーストラリアRBA政策金利、水曜にBOE政策金利。

11/3(月)
18:30 イギリス 10月製造業購買担当者景気指数(PMI)
24:00 米国 10月ISM製造業景況指数

11/4(火)
12:30 オーストラリア 豪準備銀行政策金利
16:40 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言
24:00 米国 9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数

11/5(水)
06:45 ニュージーランド 7-9月期四半期失業率
08:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨
22:15 米国 10月ADP雇用統計
24:00 米国 10月ISM非製造業景況指数(総合)

11/6(木)
19:00 ユーロ 9月小売売上高
21:00 イギリス イングランド銀行(BOE)金利発表
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数

11/7(金)
22:30 米国 10月非農業部門雇用者数変化→延期の可能性

[紹介元] trading notes 2025/11/2(日) 今週の見立て

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