【見通し】4日香港株=上値重いか、米利下げを巡る不透明感が重し 様子見ムードも

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【見通し】4日香港株=上値重いか、米利下げを巡る不透明感が重し 様子見ムードも

4日の香港市場は上値の重い展開か。米国の利下げを巡る不透明感が相場の重しとなりそうだ。米シカゴ連銀のグールズビー総裁は12月の連邦公開市場委員会(FOMC)前に多くの経済データを確認したいとの考えを明らかにし、現時点では労働市場よりもインフレを懸念していると発言。米連邦準備理事会(FRB)のクック理事はインフレよりも労働市場の一段の弱まりを警戒しているとしたが、12月の追加利下げを明確に支持する発言は避けた。

 一方、米国では一部経済指標の発表が遅れるなか、5日に10月の米ADP雇用統計の発表が予定されており、利下げの可能性を見極めようと様子見ムードが強まる可能性がある。また、中国でも週後半に貿易統計や物価統計の発表が予定されている。

 3日のNY株式相場は高安まちまち。S&P500採用の300銘柄以上が下落したものの、AI関連のニュースが好感されたアマゾンなどハイテク株が上昇し、相場をけん引した。アマゾンはエヌビディアのGPUを搭載したアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のインフラをオープンAIに提供する。アマゾンの株価が4.00%高となったほか、エヌビディアが2.17%上昇し、ウェスタン・デジタルやマイクロン・テクノロジーも4-5%上昇した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はHSBC(00005)が香港終値を上回って引けた半面、テンセント(00700)やアリババ集団(09988)が下回って引けた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】4日香港株=上値重いか、米利下げを巡る不透明感が重し 様子見ムードも

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