日経平均 一時1100円超の下落

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日経平均 一時1100円超の下落
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日経平均 一時1100円超の下落

きょうの東京株式市場で日経平均株価は一時、1100円以上下落しました。

東京市場では、メキシコでの生産台数が多い日産自動車が一時10%安に沈んだ。トヨタ自動車やホンダも大幅安となった。TDKや東京エレクトロンといった値がさの主力輸出銘柄の下げも日経平均を押し下げている。

関税引き上げ方針はすでに伝わっていたものの、正式な表明をきっかけに改めて株売りにつながった。日経平均の下げ幅が取引時間中に1000円以上になったのは2024年11月1日以来だ。25年2月3日は中国の上海市場が休場で、当面の中国株安に備えたい一部投資家が地理的に近く流動性が高い東京市場の日経平均先物に売りを出し、連動して日経平均の下げが拡大した側面もある。

3日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、一時前週末比1100円を超える下げ幅となった。取引時間中では約1週間ぶりに3万9000円を下回った。トランプ米大統領が1日、メキシコなどへの追加関税を課す大統領令に署名した。世界経済に与える影響への懸念が改めて強まり、投資家のリスク回避姿勢が高まった。

28日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は前日比1100円67銭安の3万7155円50銭だった。米トランプ政権による関税政策への警戒から投資家のリスク回避姿勢が強まり、一時1400円超下落した。

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