鳥インフルエンザ続発 卵どうなる
*1鶏の静脈内に接種すると、鶏を高率に死亡させる、又はHAタンパク質の開裂部位のアミノ酸配列が高病原性である鳥インフルエンザウイルス。
そして何よりも一番大切なことは、鳥を管理・飼育する職員の意識です。随時教育の場を設け、鳥インフルエンザに関する情報共有を行うのは勿論、感染経路の情報収集から、「どこが危険なのか(SEE)」「どこに気を付けなくてはならないのか(PLAN)」「立案した対策の完全実施(DO)」このSEE→PLAN→DOを繰り返し行うことで、ウイルス侵入防止に日々精進しております。
2014-2015年冬季に家禽及び野鳥でのH5N8亜型高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)感染が認められた。H5亜型HPAIVが鶏に感染してから死亡するまでの期間は2日から7日以上と各ウイルスにより異なることが知られている。感染から死亡するまでの経過の長いウイルスに採卵鶏が感染した場合、ウイルスが卵内に移行して汚染拡散の原因となり得ることが懸念される。本研究ではウイルスの卵内移行動態を明らかにするとともに、感染後の鶏の産卵率について検討する。
鳥インフルエンザが発生している地域では、鳥との濃厚な接触を避けるようにしましょう。死んだ鳥や、鳥の排泄物にも触れないようにしてください。また、鳥や動物に触れた後は流水と石鹸で手洗いをします。手指にすり込むタイプのアルコール消毒薬も有効です。
養鶏場での高病原性鳥インフルエンザの感染拡大に伴い、鶏卵価格がじわりと上昇している。JA全農たまごによると、1キロ・グラム当たりの卸売価格(東京地区、Mサイズ)は今月6日の225円から20日には250円に上昇。農林水産省は養鶏業者らに感染拡大の防止を呼びかけるとともに、殺処分増による流通への影響を緩和するため、自治体や業界団体に不足地域への鶏卵の融通などを求める方針だ。
鳥インフルエンザは、主に鳥を宿主としているため、容易にヒトには感染しません。しかし、鳥インフルエンザウイルスの中でもH5N1亜型については、2003年から2025年1月20日時点までに、東南アジア、北米を中心に報告されています。 一方、わが国ではこれまでヒトの感染例の報告はありません。
鳥インフルエンザウイルスは多種の鳥に感染すると言われていますが、人への感染事例は、病気の家きんと近距離で濃密に接触した場合などに限られます。これまで、日常の生活において野鳥から感染した例はありません。しかし、一般的には野生動物にも様々な病気があり、その中には人に感染する病気もあります。野鳥への過度な接触・給餌等は控え、糞尿には直接触れないようにすることが大切です。
鳥インフルエンザのヒトへの感染は、感染した鳥との濃厚な接触が原因であり、鳥の排泄物や体液に接触した場合に感染する可能性があると考えられています。 また、感染した家きんの肉や卵については、十分に加熱すれば安全であると考えられます。
鳥インフルエンザに関するお問い合わせについては、それぞれの専門の部署で受け付けております。 お問い合わせの電話番号と時間については、お手数ですが、次の相談窓口にお願いします。
現時点では、鳥インフルエンザ(H5N1またはH7N9)と診断された場合に限り、感染症法の「二類感染症」としての扱いになり、原則、入院勧告となります。H5N1亜型及びH7N9亜型以外の鳥インフルエンザについては「四類感染症」のため、入院勧告の必要はありませんが、症状から入院が必要となる場合もあります。
鳥インフルエンザについては、これまで、海外では感染家きんと密接に接触した人等への感染事例が報告されていますが、鶏肉や鶏卵を食べたことによって人に感染した事例の報告はありません。 内閣府食品安全委員会も鶏肉や鶏卵は「安全」とする見解を示しています。
ヒト用のインフルエンザワクチンは、A型、B型の抗原が入ったものですが、鳥インフルエンザに対しては効果がありません。しかし、ヒトが鳥インフルエンザと季節性のインフルエンザに同時に感染すると、ウイルスが変異して新型のインフルエンザウイルスが生まれるおそれもあります。このため、養鶏場関係者など鳥と直接接触する可能性のある方には、毎年インフルエンザの予防接種を受けることをお勧めします。
飼っている家きんが元気は勿論、万一、近隣の養鶏場等で発生が確認されたとしても、感染家きんと直接接触するような事がない限り、人への感染の心配はありません。 鳥インフルエンザウイルスは、通常、人に感染しません。しかし、きわめてまれに鳥インフルエンザウイルスが人に感染することがありますが、これは感染した鳥と濃厚に接触した場合(感染した鳥またはその死骸や内臓、排泄物等に濃厚に接触した場合)に限られています。
10月から相次いで発生した鳥インフルエンザで合わせて約68万羽の鶏が殺処分されました。 2023年、卵の価格が急上昇した、あの「エッグショック」が再来してしまうのでしょうか。
家庭などで隔離して飼われている家きんは、感染の危険は少ないといえます。安易に公園や河川敷に捨てることは、逆に野鳥や水鳥などとの接触の機会を増やし、鳥インフルエンザを発生、まん延させる原因になるので、厳に慎んでください。また、飼っている動物を捨てること(遺棄)は「動物の愛護及び管理に関する法律」で罰せられます。安易に手放したりせず、冷静な対処をお願いします。


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