【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=転換線を試す動き

小陽線引け。一目均衡表・転換線を試す動きとなっている。同線は本日1.1568ドルに位置。まだ低下余地を残す同線付近で動きが停滞しやすいか。先週末に転換線付近から一時上振れたところでも1.1590ドル台で推移する21日移動平均線が上昇を抑えるなど上伸を限定。一目・基準線も抵抗として控えており、上値の重い動きが続きそうだ。
レジスタンス1 1.1600(日足一目均衡表・基準線)
前日終値 1.1566
サポート1 1.1491(11/6安値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=転換線を試す動き
テクニカル 日足テクニカル ユーロドル転換線を試す動き
ポンドドルは、10/22発表の9月CPIの下振れを反映し、10/28の1.3370ドルを高値に下落。同日発表の10月食品価格が前月比で2020年12月以来の水準へ低下し、前年比でも伸びが鈍化したことから、インフレのピークアウト観測が強まりました。これにより、景気減速懸念や年内の追加利下げ観測とともに1.3248ドルへ下落。その後、10/29には4/10日以来の下値支持線となっていた200日移動平均線を下抜け、テクニカル面での弱さを意識。こうした中、FOMCでは12月の利下げに慎重な見解が示されたほか、10/30の米中首脳会談を受けて貿易摩擦懸念が後退するとともに、10/31には4/14以来の安値となる1.3097ドルへ下落し、1.3152ドルで取引を終えました。一方、ポンド円は10/27の204円24銭を高値に、対ドルでのポンド安を受け、10/29には200円57銭へ下落。ただ、現状維持を決めた日銀金融政策決定会合後の会見で植田総裁が利上げに慎重な姿勢を示したことで円安が進行し、203円27銭へ反発。しかし、ポンドドルの軟調が上値を抑える要因となり、10/31には202円61銭で取引を終えました。


コメント