【見通し】今日の株式見通し=堅調か ダウ平均が500ドルを超える上昇で最高値を更新

東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落した。ダウ平均は559ドル高の47927ドルで取引を終えた。政府閉鎖解除に対する期待から幅広いセクターに買いが入った一方、エヌビディアなど半導体株が弱く、ナスダックは軟調に推移した。ナスダックの下落については、ソフトバンクグループが保有する同社株を全株売却したと発表したことが売り材料になったとの見方があった。ドル円は足元154円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが40円安の51120円、ドル建てが25円高の51185円で取引を終えた。
エヌビディアの下落に関しては日本の企業が売却益を得た話であるだけに、それほどネガティブ視されないだろう。ダウ平均が大幅高となって史上最高値を更新しており、日本株はこれを好感した買いが入ると予想する。決算を受けたソフトバンクグループの値動きには影響を受けると思われるが、1銘柄で指数を大きく動かし得るような銘柄の決算は出そろった。米国の政府閉鎖が解除されればグローバル株式市場のリスクが低減すると考えられるだけに、場中はプラス圏でしっかりとした動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは50900-51400円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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見通し 今日の株式見通し堅調か ダウ平均が500ドルを超える上昇で最高値を更新
デービッド・コスティン氏率いるチームは、向こう12カ月のS&P500種見通しを6900と、従来の6500から引き上げ、年末時点の目標値も6100から6600に上方修正した。米国債利回り低下や、米主要企業の堅調な業績も株価押し上げの要因になると分析している。
ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストは、ここ2カ月で2度目となる米国株の見通し引き上げを行った。米連邦公開市場委員会(FOMC)がより早期に利下げするとの見方が背景だ。
先週は財政見通しを巡る懸念で、英国債が急速に売られる場面があった。今週は日本が注目を集めている。投資家は参院選を控えた歳出拡大の公約を警戒している。日本の30年債利回りは過去最高水準に接近し、その影響は他の市場に波及した。
米国債市場ではトランプ大統領が演出する貿易関税ドラマと、米財政政策、米政策金利見通しという、時に矛盾するリスクの組み合わせが見られる。


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