[全般]リスクオンで円全面安
米つなぎ予算案が可決され米政府機関閉鎖の解除が近いとの期待感から世界同時株高となる中リスクオンの円安が進んでいる。
昨日の東京市場では日経平均株価が午後に入り底堅さが確認されるとドル円クロス円ともに上昇幅を拡大。その後片山財務相が「円安、マイナス面が目立っていることは否定できない」「過度な変動や無秩序な動きを高い緊張をもって見極めている」と円安をけん制。
しかし、市場は一時的に反応したもののその後もドル円は上昇。
欧州やNY市場の株式市場もつなぎ予算案が可決されたことや米政府機関閉鎖解除を期待した買いが入るなど世界同時株高。ドル円は節目とみられた155円を上抜け155円04銭まで上昇。しかし、このレベルからは介入への警戒感が広がり押し戻されるなど滞空時間は短かった。
数日中に米政府機関閉鎖が解除されるとの期待が高まる一方でホワイトハウスは「10月分の雇用統計とCPIは発表されない可能性」との報道もあり、まだFRBの利下げ観測は織り込んでいない。
もし、実際に溜まっていた指標が吐き出されるとなればドル売りに転じる可能性が高い。
また、155円を上抜けて本格的に上昇するようなら介入への現実性が高まる。
相場の節目は近いように見える。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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