結婚式場大手2社 経営統合へ
エスクリは、全国で結婚式場を運営する婚礼・ウエディング会社です。
エスクリとしては、神戸市で2軒目の結婚式場を得て、同エリアにおける業績拡大を図る目論見です。
プラン・ドゥ・シーは結婚式場のほか、ホテルやレストランの運営を行っており、グループで約260億円の年商を上げている。
法人税を節税するために、赤字経営をわざと行う会社も存在します。しかし、会社は赤字だからといって、必ず倒産する訳ではありません。逆に黒字でも倒産するリスクがあります。赤字経営のメリット・デメリット...
結婚式の売上を運営受託した会社Bがもらい、そのうちの●%を式場保有会社Aに支払う、という座組みが多いんじゃないかなぁとは思うけど、ドレス企業などが間に入る場合はその売上が入るからOKとかも多いので一概には何とも言えない。ケースバイケース。
どうしても集客~営業が強化できないのでノウハウを持つブライダル企業にお願いしたい、サービスやシェフはすでにいるので結婚式当日のオペレーションは大丈夫だが集客~営業~打合せ機能を自社で持つつもりがないレストランやホテル、という背景が多いのかなぁ。なので、中でこれまで働いていた人たちはこれまで通り自分たちの業務をやりつつ、自社で抱えていない機能を外部の人に委託するという形態になります。
しかし、肝心の結婚式場・ブライダル会場が長い年月を経て老朽化が進んでいる可能性も存在します。リニューアルなどの必要が生じて、想定外の出費が伴うケースもあるため注意が必要です。
婚礼・ウエディング業界のM&A・事業承継時の注意点5つ目は、結婚式場・ブライダル会場の老朽化などの確認(買い手側)です。
ノバレーゼとエスクリはともに貸会議室大手のティーケーピー(TKP)が筆頭株主だ。TKPの河野貴輝社長は会見で「結婚式の魅力を若い人たちに伝えて(結婚式を挙げない)『ナシ婚』を減らし、ウェディング業界を再興させたい。新会社を軸に、今後も業界再編を働きかけたい」と語った。
スウィートローゼスクラブ岡崎は、『心に残る、アットホームな結婚式を』を理念に掲げています。aedamは、愛知県で貸衣装事業とフォトスタジオ事業を営んでおり、本件M&Aによって愛知県におけるブライダル事業の拡大を図るとしています。
自己資産を担保とすることで融資を受けられますが、事業に失敗した場合はすべてを失ってしまう大きなリスクを抱えています。リスクを抱えることは、経営者であり続ける限りつきまとう問題ですが、M&A・事業承継によって経営者を降りれば、こういった悩みからも解放されます。
内閣府の「少子化社会対策白書」によると、日本の結婚件数は1972年の約110万組をピークに減少し続け、2017年には過去最低の約60.7万組になりました。この減少の主な原因は、少子高齢化に伴う国内人口の減少と、晩婚化の進展です。この結果、挙式や披露宴を行うという従来の価値観にも変化が生じています。この傾向は婚礼・ウエディング業界に直接的な影響を与え、案件数の減少に直面しています。そのため、業界内の企業経営者の間で、M&Aを通じた売却や買収により企業の存続を図る動きが増えています。
同業種へのM&Aや事業承継によって会社が存続するのであれば、結婚式場やブライダル会場をそのまま活用できるため、わざわざ取り壊す必要がなくなります。
結婚相談所を運営するタメニー(旧パートナーエージェント)がスマ婚を運営するメイションを買収したのはこの狙いじゃないかなと思います。具体的には顧客データを統合管理することでCRM施策を展開し顧客のLTV向上を目指すのかな、と。
三越伊勢丹ホールディングスは、Plan・Do・See(プラン・ドゥ・シー、東京都千代田区)と合弁で結婚式場運営事業に参入する。10月中旬に新会社、三越伊勢丹プラン・ドゥ・シー(東京都新宿区)を設立、三越伊勢丹HDが51%、プラン・ドゥ・シーが49%を出資する。


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