なみえ焼そば 炎上でブランドに傷

福島県の浪江町商工会が11月14日、商標権を持つ『なみえ焼そば』の名称使用時に飲食店からロイヤリティーを徴収する方針を撤回したことが明らかになりました。

結論から言ってしまうと、炎上により『なみえ焼そば』の名称のブランド価値はかなり傷ついてしまいました。

浪江町で人気の「なみえ焼そば」の名称使用料徴収問題が、撤回と謝罪に終わった。杉乃家はこの問題で「なみえ焼そば」の名称を使用しないことを表明した。 飲食店での提供物には商標権が及ばないとの指摘もあり、町商工会は説明不足を謝罪し、登録料を返還する。

仮にご当地グルメイベントなどで『なみえ焼そば』と『杉乃家の焼きそば』が並んでいた場合、このことを知っている人は杉乃家の焼きそばを選ぶようになるのではないでしょうか。

浪江町商工会は町おこしのための普及事業の活動資金として、10月より『なみえ焼そば』の売上の2.5％の徴収を開始。これにより、2011年の東日本大震災より前から提供を続けていた杉乃家が名称変更を選択せざるを得ない事態に。