
下影小陽線引け。上昇中の5日移動平均線前後の底堅さを維持し、204.75円まで上値を伸ばした。10月8日につけた年初来高値205.32円が意識される展開。昨年7月以来の高値圏となる同水準付近で足踏みを交えることも視野に入れて臨みたいが、長めの下ひげをともない下げ渋った昨日の足型からすれば、底堅さは維持できそうだ。
レジスタンス1 205.32(10/8高値)
前日終値 204.43
サポート1 203.70(11/18安値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日足テクニカル ポンド円10月につけた年初来高値が意識される展開
大陽線引け。84円台で推移する一目均衡表・転換線付近から85円台、86円台と段階を踏んだ上昇で年初来高値を更新した。調整安局面で下支えとなりそうな主だった日足テクニカル指標が85.20円付近で推移している5日移動平均線まで見当たらない点はやや懸念材料。しかし、転換線も引き続きサポートになりそうで、基調を大きく崩すことはないだろう。
上述した「(各通貨ペアの)年間予想レンジ」を含めた3つの世界戦略通貨ペアにおける「24年大予想」に関しては、あくまでテクニカル分析とシーズナル分析を合わせた上で勘案した本稿執筆(23年12月20日)時点での「蓋然性(がいぜんせい)」を記載したもので、将来を予言するものではありません。よって、日々変わり得る相場材料に関しては、当社の「マーケット情報」(=レポートやM2TV[YouTube]など)を適宜ご確認いただくようお願いします。また、実際のトレードに関しては、別途「トラリピ戦略リスト」をご参考にしていただければ幸いです。
17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は5日続伸。終値は137.68円と前営業日NY終値(136.39円)と比べて1円29銭程度のドル高水準だった。NY勢参入後も日経平均先物とともにドル円を買う動きが継続。市場では「200日移動平均線が位置する137.07円を上抜けたことで、テクニカル的にも買いが入りやすい」との声が聞かれ、5時30分過ぎには137.71円と日通し高値を更新した。米国の債務上限問題を巡る与野党協議が進展するとの期待から米国株相場が上昇したことも相場の支援材料。ダウ平均は一時460ドル超上昇したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比480円高の3万0540円まで買われる場面があった。


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