赤字転落のバルミューダ 続く苦戦

4つ目として、研修後も続く伴走支援体制を整えた。研修で得た知識を現場に定着させるため、社内コミュニティ構築やAIシステムの開発や運用、組織文化への定着支援まで一貫して支援する。

また、生活家電事業の再構築にあたり、生産終了する製品・部材などの評価減として5億6000万円の特別損失を計上するため、営業損益・純損益ともに従来の黒字予想を一転し赤字見通しとなりました。

2021年11月の「BALMUDA Phone」発売から参入した携帯電話端末事業は2023年5月に撤退を発表。携帯電話端末事業の中止による特別損失を計上したことで、2024年2月9日に公表した2023年通期決算では、最終赤字20億7100万円となった。