麻辣湯ブームは続くか 人気の理由
実際に試食すると感じるのが、スープの本格的な味わい。食べた瞬間に深い旨みを感じ、その後に辛みとビリッとくる痺れが追いかけてきて、そのおいしさのループに食べる手が止まりません。ピリッではなくビリッと辛いのが特徴。麻辣湯専門店さながらのハイレベルなスープの完成度に、正直驚きです。
同シリーズの「すっぱ辛味! 酸辣燙」もリピーターの多い人気商品。「麻辣燙」と同じ商品開発チームが手がけた商品で、こちらも中国本場の味わいを再現しています。こちらは辛さはマイルドですが、しっかりとお酢の酸味が効いていてじわじわ辛味が追いかけてくる味わい。唐辛子や花椒の風味が香るパンチの効いたスープが絶品です。こちらもグルテンフリーのさつま芋麺を使用していてヘルシーで満腹感もたっぷりです。
シャキシャキ、ホクホクとした食感が魅力のれんこん。麻辣湯の辛いスープの中で、良いアクセントになります。れんこんには、腸内環境を整える「不溶性食物繊維」と、善玉菌のエサになる「水溶性食物繊維」がバランス良く含まれています。さらに注目したいのが、消化されにくいデンプン「レジスタントスターチ」。これも食物繊維と似た働きをし、腸の奥まで届いて善玉菌を増やしてくれます。食べ応えもアップするので、満足感も得やすいですよ。
実際に都内にある「楊国福」や「七宝」、そのほかの麻辣湯の店に行くと、どの店舗でもほぼ満席に近い状態。時には行列ができていることもある。客層は10代後半から20代後半くらいの若い女性がほとんどだ。
三つ目に「韓国経由での人気の流入」。韓国には朝鮮族つながりで中国東北部出身の中国人が多数在住しており、日本同様に中華料理がポピュラーで韓国の食文化に以前から深く浸透している。
そもそも、なぜ麻辣湯が腸活に良いのでしょうか?その秘密は、体を芯から温めるスパイスと、具材の自由度の高さにあります。唐辛子のカプサイシンや花椒(ホアジャオ)のサンショオールといったスパイスは、血行を促進して体をポカポカに温めてくれます。腸は冷えに弱い臓器なので、温めることでその働きが活発になるんです。さらに、食物繊維が豊富な野菜やきのこ、発酵食品などを自分で自由にトッピングできるため、腸が喜ぶ食材を効率よく、しかも美味しく摂ることができるというわけです。それでは早速、麻辣湯のショーケースに並んだたくさんの具材の中から、特に腸活目線で選びたい「推し食材」を見ていきましょう!
例えば、京野菜を使った高級志向の麻辣湯、インド風やウイグル風などのエスニックな麻辣湯、フレンチシェフが手掛ける麻辣湯(この場合麻辣湯とは呼べないかも)など。
しかもトッピング無限に追加できちゃう。『極 麻辣麻婆豆腐用』の素は大さじ2杯くらいしか使っていないので結構余りました。冷凍庫に保存して、何回かに分けて使おうと思います。
関連の特集がテレビで散見され、SNSではただ「おいしい」と伝える投稿やアレンジレシピなんかがバズっている。Z総研が発表した「Z世代が選ぶ2025上半期トレンドランキング」(グルメ部門)にも入っているが、若い世代に限定されるブームではなく、中高年にも人気がある。
韓国では辛さの「辣」には慣れているが「麻」は新鮮な刺激のためコロナ禍前の2019年ごろから首都ソウルで麻辣湯を指す「マラタン」がじわじわと流行し始め、K-POPスターが話題にすることにより日本にも話題が流入。Z世代を中心に話題になった経緯がある。
また別の機会で成都を訪れた際に、長い串に刺した具材を麻辣のスープで煮て食す料理も麻辣湯と呼ばれていたので、長らく麻辣湯=火鍋というイメージを持っていた。
インスタント食品とは思えないおいしさに、沼る人が続出中の「麻辣燙」と「酸辣燙」。忙しい日のランチに、夏までに体を絞りたいダイエッターに、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?
2024年に若い人たちの間で流行ったグルメのうち、「麻辣湯(マーラータン)」はなかなかの“渋い”メニューでした。年配者に好まれそうなこのスープ料理が、なぜここまで若者に愛されているのでしょうか? その謎を探ってみました。
そんな私がつい先日、モーレツに麻辣湯が食べたくなってしまったんです。もう、本当に身体が麻辣湯を欲していて、『あ、これはもう我慢の限界だな〜』と思ったので、自力で作ってみることにしました。
また、最近流行の油そばを想起させる麻辣湯を炒めた汁なしの「麻辣香鍋」への着目など、いずれにしても麻辣湯はブームの終焉により廃れることなく日本の食文化に定着していくことは間違いないと思われる。



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