日本人 なぜ会社休むことに罪悪感

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日本人 なぜ会社休むことに罪悪感
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 日本人 なぜ会社休むことに罪悪感

なかなか有休を取らない日本人のために登場したこの施策

日本人が休みを取らない理由のトップ3をご存知でしょうか? 「人手不足」「職場のみんなが休んでいない」「お金がない」だそうです。

今回実施した「2023年 日本人の休み方実態調査」では、全体の8割が現職で休暇をとりやすい環境にある結果となり、7割が連休取得もできていることがわかりました。理想の連休取得日数は平均で9.5日間、最頻値が10日間になり、その使い道は「旅行」が最多で、その他「帰省」「趣味」が上位を占める結果になりました。

ライボの調査機関「Job総研」は、「2023年 日本人の休み方実態調査」を日本経済新聞社と連携して実施した。

なかなか有休を取らない日本人のために登場したこの施策。これをきっかけに、日本人の有給休暇に対する罪悪感が薄くなっていくかもしれません。今後の休暇を充実したものにするために「大いに休む」ことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

たしかにギリギリの人数でなんとかまわしている職場だと、「自分だけが休むなんて」と罪悪感を感じやすくなります。日本人はもともと協調性の高い性質をもっていますが、休むことにも協調性を発揮しますので、休みたくても休めない雰囲気があるのです。

今回の施行の背景には、日本の有休取得率が低調のため「企業の有休取得を促進する」という課題解決の狙いがあるとのこと。これまでの調査では、日本人の有休取得率は殆どの年で最下位という結果も出ています。

そのため、日本人の有給休暇の取得率を上げるためには、いかに属人的な仕事を手放せるかが大きなカギ。上司には、属人的な仕事以外における部下への正当な評価を行う、仕事の見える化や情報共有によって誰もが誰かの仕事のフォローができるようにする、若手とは一緒に休みのスケジュールを立てる、といったことが必要になってきます。

少々古いデータとなり恐縮だが、オンライン旅行サイトを運営する「エクスペディア・ジャパン」が、世界26カ国を対象に実施した「有給休暇の国際比較調査(2015年)」によると、日本人が「自分自身の有休支給日数を知らない」と回答した割合はなんと全体の過半数の「53%」。他国を大きく引き離して堂々の第1位(ワースト?)を記録した。

さらには、「有休取得に罪悪感を感じる」と回答した人の割合もまた世界1位(これもワースト?)であった。それにもかかわらず、「休み不足を感じている人の割合」は相対的に低いという、おそらく諸外国では考えられないであろう、「日本人は世界で一番『休みに無頓着』である」実態が明らかとなっている。

そもそも「日本人は世界で最も有給取得に罪悪感を覚えてしまう」という結果もあり、今回の法案により「気兼ねなく使えるようになる」という公務員の方や「人の目を気にすることなく有給を消化することができそう」という会社員の方の声が上がりました。

「休んだ分のしわ寄せが翌日以降にくる」「周囲に迷惑をかける」「とてもではないが休んでいいという雰囲気ではない」など、休み下手と言われる日本人の、“休めない理由”は様々です。休むことへの罪悪感を払拭するには、「皆で休む」、「休暇取得を(法定有給休暇以外に)義務化して休む」、「上司が積極的に休みを推奨する」などの方法が考えられますが、休みやすい雰囲気の醸成を“仕組み”や“文化”に落とさないと、なかなかこれまでの考え方は変えられないですよね。

労働人口が減り、人手不足が深刻になる一方で、依然として過労死や長時間労働が問題になっている現代の日本。そんな中、日本人の有給休暇の取得率を上げるには、属人的な仕事を減らして休む罪悪感をなくすこと、属人的な仕事による存在価値に依存しないこと、そして休むことが組織に与える本当のメリットを上司世代が理解をすることが大事になってくるでしょう。

「日本人はなかなか休まない/休めない」とのイメージは長きにわたって定着しているが、これは決して印象だけに留まるものではない。「有給休暇の国際比較調査」は毎年継続しているが、過去からの推移を見返しても、わが国の有休取得率は調査対象国中、決まって「最下位」もしくは「下から2番目」が定位置なのだ。

有給休暇を希望通りに5日間取れるとしたら「複数回に分けて取りたい」と回答した人は6割にのぼります。世界的に見ても、長期の休暇を取得していない国ほど罪悪感を感じている傾向があり、日本人の休みが短い背景には罪悪感があることが考えられますね。

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