[米ドル円]円安の流れと介入警戒
(米ドル円日足)
先週のドル円は底堅く推移。植田総裁・片山財務相・城内経済財政相の三者会談では円安に関して具体的な話がされなかったとの報道で円安が一段と進みドル円クロス円ともに上昇。また、米雇用統計やCPIが12月のFOMC会合後に公表されるとの報道でFRBの利下げ観測が後退しドル買いが進みドル円は157円89銭と1月以来の高値を更新。
週末には片山財務相が「足元の動きは一方的、急激で憂慮」「介入も当然考えられる」と発言。また、ウイリアムズNY連銀総裁が「利下げ余地がある」と発言したことでドル円は156円前半まで押し戻された。
今週もドル高円安の流れが継続とみるが、高市総裁誕生からひと月半で10円余り上昇するなど急激な円安が進んだことから実弾を伴う介入への警戒感が高まる。
介入レベルとしては今年1月に付けた最高値158円88銭を上抜け160円に迫る勢いの時辺りとみる。
本日のドル円予想レンジ:157円00銭~156円00銭
今週のドル円予想レンジ:158円80銭~153円70銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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