[全般]感謝祭前のドル売り円売り

明日は米国感謝祭で休み前のポジション調整とみられるドル買いや円売りの動きが目立った。
昨日の東京市場では仲値付近で実需と思われるドル売りが先行。また、城内成長戦略相が「投機的な動向などに対し緊張をもって見ている」など口先介入と思われる発言も影響した。
欧州市場に入り一段と円買いの動きが強まりドル円クロス円ともに下落。
NY市場が始まるとドル売りが先行。この日発表されたADP雇用統計が11月8日終了週まで4週間の週平均が1万3500人減少と前回の2500人減少から大幅増加となった。また、トランプ大統領を支持するハセットNEC委員長が次期FRB議長の最有力候補との報道もありドル円は156円を割り込み155円81銭まで下落。ユーロやポンドなども対ドルで上昇するなどドル全面安。
明日の米国感謝祭を前にドルロングの調整売りも散見された。
ここにきて再びFRBメンバーのハト派発言が聞かれることからFRBの12月利下げ確率が上昇していることもドルの下押し圧力となっている。
今日のNY時間に発表される新規失業保険申請件数に注目が集まる。
昨日のADPが弱い結果を示した後だけに同様な弱い結果を示すようなら、薄商いのなかで一段とドル売りが強まる可能性が高い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー