石綿除去せず電車を解体 JR東
アスベスト(石綿)は古い建物の断熱材として使用されていました。発がん性物質を含んでいるという理由から、現在では使用が禁止されています。そのため、アスベスト(石綿)が含まれている建物の解体工事は費用がかさんでしまいます。
(注6)石綿含有成形板等とは、吹付け石綿、石綿含有断熱材、石綿含有保温材、石綿含有耐火被覆材、石綿含有仕上塗材を除くすべての石綿含有建築材料とし、石綿含有下地調整材やこれまで対象外であった樹脂等で被覆、固定化された建材(ビニル床シート等)も含まれます。
近年、仙台市内全域でまちづくりに取り組んでおり、宮城野区では、仙台駅東口エリアで再開発が進んでいます。具体的には、2021年開業の「JR仙台イーストゲートビル」や「ホテルグランバッハ仙台」、2023年開業の「ヨドバシ仙台第1ビル」があります。このような開発工事では、古い建物を取り壊すために私たち解体業者が尽力しています。当社は、一般住宅・店舗・ビル・立体駐車場以外に公共工事(学校・文化施設・病院など)の施工実績もございますので、再開発にともなう解体工事もおまかせください。また、経験豊富なベテラン社員が在籍していますので、長屋の部分解体のような高い技術力を要する解体も対応可能です。建物の構造(木造・鉄骨造・RC造・アスベストの有無など)や周辺環境、目的(建て替え・借地返還・リフォーム・耐震改修・空き家の取り壊し)にあわせて、安全かつ丁寧に施工いたします。建物の解体だけでなく、庭木・樹木(植栽)の伐採や、プレハブ・門扉・屋根・ブロック塀・れんが・庭石の撤去など外構部分の解体も請け負っています。当社では、不法投棄や無資格運転などの違法行為は一切しておりませんのでご安心ください。施工中に生じる産業廃棄物は、マニフェスト(産業廃棄物管理票)によって運搬〜処理が適正に行われているかを確認することが可能ですし、重機(油圧ショベル)・車両(アームロール・ダンプ)の取り扱いについても、必要な免許・資格を保有する作業員のみが取り扱っています。また、健康被害を及ぼすアスベスト(石綿)含有建築物の解体では、関係法令に基づき「石綿作業主任者」や「石綿取扱作業従事者」など、専門資格を持った作業員を配置しております。そのほか、着工前に必要な宮城県知事への届け出など、法令や条例に基づく届出・申請も抜かりなく行っています。忙しいお客様に代わって当社が提出することも可能です。仙台市(青葉区・太白区・泉区・宮城野区・若林区)はもちろん、宮城県内の市区町村や近県(山形県・福島県)でのご依頼も大歓迎です。敷地内の些細な解体から大規模な解体工事まで幅広く承りますので、解体工事をご検討の際には是非当社に無料のお見積もりをご依頼ください。
JR東日本では、部品を破断せずに取り外したことや、売却先でも解体せずに、高温で処理していたことなどから、周辺の住民や環境に影響はないものと判断しているとしています。長野総合車両センターで185系の廃車解体作業が行われたのは、2022年以来で、それまでは、適切に処理されていたということです。適切に処理ができなかったことについてJRでは、今回の作業を行う委託先との契約書を作る際に、石綿を使用していない別の車両のデータをもとにして作成したことから、処理についての指示が漏れてしまったとしています。9月に、185系の座席の図面を見た際に、石綿が使われていることが分かり、JRでは、労働安全衛生法に抵触することから、長野労働基準監督署に報告し、このほど再発防止を求める指導を受けたとしています。
宮城県仙台市は、宮城県の県庁所在地で東北地方最大の都市です。隣接自治体は、多賀城市、富谷市、名取市、宮城郡七ヶ浜町、利府町、黒川郡大和町、柴田郡村田町、川崎町、加美郡色麻町のほか、山形県3市があります。仙台市宮城野区は、仙台市の行政区(青葉区、太白区、泉区、宮城野区、若林区)のうちの一つで、仙台市の北東部に位置し、仙台駅東地区から国際拠点港湾である仙台塩釜港にかけて広がる区域です。仙台港周辺は「仙台うみの杜水族館」や「三井アウトレットパーク仙台港」といった商業施設が立ち並ぶ人気のお出かけスポットとなっています。多賀城市との境界を流れる七北田川沿いの市街地域は、利府バイパスやJR東北本線の東仙台駅を中心に交通の便が良く、ここ数年で目覚しい発展を遂げています。区内には、JR東北本線とJR仙石線とJR仙石東北ラインの3つの鉄道網が広がり、その沿線で市街地形成が進んでいるほか、土地区画整理事業により開発の進む仙台駅東地区では、2015年12月の地下鉄東西線の開業を機に、さらなる賑わいが生まれています。現在、宮城県では、仙台市宮城野区内に広域防災拠点の整備を進めています。移転する「JR仙台貨物ターミナル駅」の跡地にヘリポートを備えた防災拠点を設置し、通常時にはサッカーや野球ができる芝生広場を備えた公園となる予定です。宮城県では関係機関と連携しながら防災機能の充実・強化に取り組んでおり、この広域防災拠点の整備がその取り組みの核となっています。
JR東日本は26日、長野市で、廃車のため解体した電車の部品を、石綿を取り除かないまま鉄屑として売却していたことを明らかにしました。JR東日本長野支社によりますと、7月と8月に、長野市の長野総合車両センターで行った廃車に伴う185系電車の解体作業で、座席の下に備えられている腰掛電気暖房器に使われている、石綿・アスベストを含む絶縁テープやパッキンを取り除かないまま、鉄屑として民間業者に売却していました。解体されたのは12両で、合わせて380個の腰掛電気暖房器があったということで、本来は、分別した上で、石綿含有産業廃棄物などとして処理する必要がありました。


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