羽田空港T2 トイレ7割使用できず
羽田空港の国内線は航空会社により利用ターミナルが異なります。第1ターミナルは日本航空、日本トランスオーシャン航空、スカイマーク、スターフライヤーの4社が乗り入れています。この中でスターフライヤーはターミナル南側に位置する、1番から3番搭乗口を主に使用しています。とはいえ、専用というわけではなく、日本航空も使用しているので、ご出発の際はご注意を。また、一部の便はバスでの移動をともなうオープンスポットからの出発となることもあるので、空港には早めにお越しくださいね。
第3ターミナル併設ホテル「ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田」の1階にビジネスジェット専用搭乗施設が2014年9月30日に開業しましたが、2021年7月15日に新たなビジネスジェット専用のゲートがオープンしました。場所は第3ターミナル北サテライトの西側で、専用保安検査場や待合室、車寄せなどを併設し、24時間運用しています。施設の延床面積は約1500平方メートルで、出発と到着を分離した動線を採用し、保安検査場やCIQ(税関・入管・検疫)、待合室、車寄せ、一時駐車スペースなど専用のものが設けらています。プライバシーを確保しながら、短時間で円滑な出⼊国⼿続きが⾏え、第三者との接点も少なく、感染リスクの極小化も可能です。
羽田空港のターミナルビルには普段前を通っているのに、意外にも気づかない施設も少なくありません。1階、到着ロビーの吹き抜け近くにある「空港サービスセンター」もその1つ。ここでは空港内での忘れ物などの電話対応といったお問い合わせのほか、空港案内ロボット「mini MORK」の操作などを行っています。また、ラジオの交通情報、「羽田フライトインフォメーション」も、ここ空港サービスセンター内のスタジオで行っています。
資源リサイクルのためにも欠かせない「ゴミの分別」。羽田空港では「ペットボトル・カン・ビン」、「新聞・雑誌」、「その他」のほか、一部には「弁当箱」用のゴミ箱も設置されています。また、国内外から多くの利用者が訪れるので、日本語のほか、英語・中国語、韓国語で分別が表示されるほか、イラストも描かれています。出発の待ち時間に空弁などを食べる方も多いと思いますが、食べ終わったゴミはゴミ箱に捨てましょう。
羽田空港→東京ディズニーリゾート®へのリムジンバスの運行は8時35分から14時30分までは約10分おきに、それ以降は15分、20分おきに出ています。東京ディズニーランドまでの所要時間は約25分、ディズニーシーまでは約30分です。
「令和2年度航空貨物動態調査報告書」(国土交通省航空局)によると、羽田空港に到着する航空貨物のうち、那覇空港から羽田空港への航空貨物量は94,005kgで1位、それ以降は福岡空港から羽田空港への76,404kg、新千歳空港から羽田空港への65,698kgとなっています。空港間の流動量をみると、発送量・到着量の多い空港は羽田、大阪、那覇、福岡、新千歳の5空港で全体の80%半ばを占め、中でも羽田空港は発送量44.3%、到着量22.9%と大きな割合を占めています。
東京湾を埋め立てて建設された羽田空港。ターミナルビルからも海が望めるほどですから、海抜が高くないのはご想像のとおり。それでも、第1ターミナル1階で約4.6メートル、第2ターミナル1階で約5.4メートルの高さとなっています。大津波警報や緊急地震が発表され、避難のアナウンスがあった場合は海抜10メートル以上の避難階へ(いずれも2階以上へ)と避難してください。第1ターミナルでは、2階が海抜10.6メートル、3階が15.5メートルとなり、第2ターミナルでは、2階が12.3メートル、3階が17.3メートルの高さとなっています。また、避難の際は、空港職員の誘導指示に従って避難しましょう。
羽田空港の待ち合わせ場所となる時計台。第1ターミナルの2階出発ロビーには時計台1番~4番、第2ターミナルの2階ターミナルロビーでは、北から時計台1番~6番、第3ターミナルには3階出発ロビーのHカウンター付近1つ、Cカウンター付近に1つの計2つの時計台があります。
羽田空港ターミナルで約100万kWh、国内貨物ターミナルで約110万kWh、空港施設で約120万kWhを発電しています。環境省のデータによると、1世帯当たりの年間消費電気量は、全国平均で4322kWh。これらを計算すると、概算で1018世帯となります。なお、羽田空港の太陽光エネルギーは24時間運用する大型冷蔵庫や自動仕分け装置などのさまざまな設備を稼働するための自家消費に充てられています。
羽田空港のターミナルビル内には、飛行機の出発や到着を知らせる案内板が設置されています。航空会社はおもに利用者を対象としており、チェックインカウンターや保安検査場などに設置されています。空港が設置する案内板は、空港を利用される多くの方に見ていただけるよう、第1・第2ターミナルとも地下1階の案内カウンター近くに設置してあります。表示される項目ですが、出発の場合は時刻、行き先、便名、近くの保安検査場入口、空席状況、備考は、ともに共通です。一方で、航空会社の案内板は自社便とコードシェア便の搭乗口までの移動方法などが表示され、空港の案内板では時刻表にもとづいて、出発する航空会社すべてが表示されます。羽田空港のwebサイトでも出発・到着のご案内を表示していますので、ご旅行はもちろん、お見送りやお迎えで空港にお越しの際はチェックしてくださいね。
国内線のハブ空港である羽田空港。乗り継ぎの際にターミナル間を移動する利用者も少なくありません。「荷物もあるし、歩くのも遠いな…」という時に便利なのがターミナル間を結ぶ、無料連絡バス。現在は第1ターミナルを中心に、第2ターミナルと第3ターミナルを「8の字」を描くように運行されています。乗車時間は第1・第2ターミナル間は約3分、第1から第3は約5分、第3から第1は約7分です。
日本の航空会社が定期便を運航している空港の中で一番標高が高いのは長野県にある松本空港で、標高は657.5mです。松本空港ではJAL(日本航空)グループとFDA(フジドリームエアラインズ)が定期便を運航しています。2位は福島空港で、標高は372m。ちなみに羽田空港の標高は6.4mです。
羽田空港には3つのターミナルビルがあり、第1ターミナルは地下1階/地上6階建て+展望デッキで高さは30メートル、第2ターミナルは地下1階/地上5階建てで高さは32メートル、第3ターミナルは地上5階建てで高さは25メートルです。「日本の首都、東京なので高層ビルの空港だったらカッコいいのに」と思う方もいそうですが、空港周辺には『制限表面』という規制があり、飛行の障害とならないよう、一定の高さを超える建物は建てられないことになっています。唯一の例外は管制塔ですが、ターミナルビルは周りに高い建物がないため視界が開けており、第1ターミナル展望デッキからは遠く富士山、第2ターミナルの展望デッキからは東京湾を挟んだ対岸の千葉県の工業地帯まで見渡せます。
TIAT SKY ROADのお祭り広場から展望デッキに向かう通路スペースには、各航空会社のモデルプレーンが37台展示されています。(2023年1月時点)こちらは主に羽田空港国際線に就航していた飛行機を展示していますが、新型コロナウイルスの影響などにより、すべての就航会社の飛行機を展示しているわけではありません。しかし、空港、飛行機、空の旅の期待感が高まり、飛行機好きでなくても楽しめるエンターテインメントスポットです。
羽田空港ではロボット技術の活用を促進するため、「Haneda Robotics Lab」を開設し、その一環として開発されたのが株式会社インディ・アソシエイツの「mini MORK」です。黒い大きな目は厚さ2mmのスモークアクリル板となっており、その奥にカメラを配置。口の形に開いた穴の奥にMEMSマイクがあり、お客さまの声を聞き取ります。そして可動可能な小さな腕でお客さまへ方向を指し示したり、簡易なジャスチャーを行っています。



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