2025/11/29(土) 今週の振り返り USDJPY/CHFJPY
今週の振り返りです。週初の見立てでも少し触れていましたが、今週は米サンクスギビングの週でした。例年、サンクスギビング(木曜)から週末に向けては、流動性(≒取引高)が下がって、ボラの少ない相場になりやすいので、注意が必要。今週もそんな感じでした。プチクリスマスですね笑
また、ドルストレートは、これも週初の見立てでドル高の流れはゴールしたように見えると書いておきましたが、一気にドル安方向に流れが変わりましたね。これは大きく分けて2つの要因があると思いますが、十分に予想できる展開でした。
1つめの要因はテクニカルで、いずれの通貨も長期足が「ゴールした値位置」であること。ここからドル高方向は追いかけづらいですね。
2つめの要因はファンダで、これも見立てで触れた先週末のNY連銀総裁発言で、12月の米利下げの見方が広がったこと。特に急に反転した大きな要因はこちらで、十分に予想できる展開でした。
今週は先週の見立てで挙げていた、USDJPY, CHFJPYでそれぞれ1回ずつデイトレショート。そのほか、15分一波狙いの細かなトレードを何本か。USDJPYを振り返っておこうと思います。
USDJPY
2025/11/25
4時間一波戻り売り
2025/11/25
4時間一波戻り売り
1.見立て
週初の見立てでは、サポートまで戻ればロング、戻しの波によってはショート、と書いていましたが、ロングかショートかどっちなんだよって感じですね笑 実際、見立ては、2つのシナリオを想定していました(4時間足の折れ線)
1)まず戻すケース(4時間黒線)
まず戻しが入れば、158円の「介入ライン」が意識されて上値が重くなるはずなので、ショートの検討。前回の振り返りでBloombergの記事のまとめが面白かった、というところに少し触れましたが、片山財務相の「介入も当然考えられる」といったタイプの発言は、政府が割と真剣に色々検討している段階で出てくるやつなので、みんな158円近辺では利確ですよね笑
2)まずサポートを試すケース(4時間赤線)
垂直に下げてサポートを試しに行くケースでは、「4時間回帰+日足サポート」で鉄板。これは4時間20MA付近までのロングの検討。当然、上へ行くほど重たくなるので、直近高値より手前=20maでゴールのポイント設定です。
2.実際の値動きとエントリー
実際の値動きは、1)のシナリオで上値を試す展開。日足週足の切り下げポイントできれいに高値切り下げの動きになりました。
エントリーはよく思うのですが、ここひっかかるんじゃない?というリスクと、エントリーを後押しする材料と、常に両者が混在します。ここが難しいところで、①「石橋をたたいて根拠を積み重ねる」②「思い切りよくいい包み線でエントリーしてしまう」のどちらかで選択が必要になります。
難しいのは、①で待てば待つほど、エントリーポイントが下になってくるので、「かえって勝率が下がる」ということ。一方で、②一辺倒で攻めると、焼かれまくります。
①②いずれの場合でも、「いい足」や「エントリー足の一つ上の足の確定」といったところをじっくり「待つ」のが最も重要なのは間違いありません。あとは背景の場面に自信が持てるなら、②で「ここというラインでいい足が出たら、思い切り」が大事なんだと思います。バシっと思い切って入れていく感じですね。難しい要素のある場面だと感じるなら、②よりのスタンスで、よりじっくりと、エントリー足の上位足の動きを見て行くべきかなと思います。
ちなみに今回は、僕の中では②より。1時間がレジから、「半値切りSげ→半値切り下げ」という動きが見えてきたところ。ここで15分がいい包み線をつけたので、思い切りよく入れていきました。レジからテンポよく切り下げが起きてくると、このレジが効くだろう、という自分の予想が裏打ちされるからですね。
[紹介元] trading notes 2025/11/29(土) 今週の振り返り USDJPY/CHFJPY




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