首相推す サナ活 盛ん
また、「サナ活女子のみなさん、推しの政策はもちろん調べてますよね? 分からなければ一緒に勉強していきましょう」と呼び掛けるアカウントも。「サナ活」は美容やファッションをきっかけに、若い世代の政治への興味を自然に広げる役割を果たしています。
いかがでしたでしょうか。今後も、高市首相のファッションやメイクには注目が集まりそうです。ただし、残念ながら「サナ活」を悪用した偽広告(詐欺)や転売も出回っているため、グッズを購入する場合は、ネット通販などでのご購入は十分注意をし、必ず公式サイトや大手量販店で確認してください。
高市人気が上昇するなか、SNSでは「サナ活」というワードが広がっています。「サナの持っていた黒バッグがほしい」「同じボールペン使いたい」といった投稿が急増し、高市首相の愛用品が飛ぶように売れているそうです。サナ活ブームが、ファッションやメイクだけでなく、若い世代の政治への関心を高めるきっかけになることを期待したいものです。
広がる「サナ活」 バッグは9カ月待ち だけど注意すべき「その先」
「サナ活」の広がりは、ポジティブな側面が多くあります。バッグメーカーなど日本の企業に売上という形で貢献する経済効果を生み出しています。また、ファッションやコスメという身近な入り口から、若年層が政治に興味を持つきっかけもなっています。そして何より、1000円のペンでも「首相とお揃い」という心理的効果により、個人のモチベーション向上にもつながっているようです。
ナチュラルメイクへのシフトや、「サナ、車とバイクの趣味いいし韓国コスメ使ってる発言も推せる」といった、趣味を絡めた親近感のある投稿からは、高市首相が政治家としての堅いイメージを払拭したことが伝わってきます。愛用しているピンクのボールペンや黒いバッグのメーカーが特定され、「サナ総理のボールペン買ってしまった笑」と注文が殺到する現象も発生。
一方で、「サナ活」関連の投稿を見ていると「本当に流行ってるの?」「周りにいない」という懐疑的な意見も多く見られます。これはなぜでしょうか?
また、「こっそり」文化と政治的話題の忌避も挙げられます。そもそも推し活は、一人で楽しむ傾向が強いものです。さらに、初の女性首相誕生で政治が注目されているのは事実ですが、政治絡みの話題を公の場で避ける人も多いため、リアルな人間関係の中で「サナ活してる」と公言する人は少ないのかもしれませんね。
特に話題を集めたのは、長野県の老舗「濱野皮革工藝」の黒いトートバッグ(約13万円)です。就任後、このバッグは「サナエバッグ」として認知され、報道によればなんと「注文が通常の80倍」という驚異的な売れ行きを記録。老舗メーカーを潤すうれしい経済効果を生み出しているのは、紛れもない事実です。
X(旧ツイッター)上には、「サナ(高市首相)が使ってたバッグのブランド、普通にかわいくて使いやすそうなショルダーもあって気になるかも」「サナ活ええやん。私も何コスメ使ってるのか知りたい」といった投稿が急増し、彼女の使用アイテムが瞬く間に話題となります。
村重は「SNSとかよく見るけど、サナ活はバッグとかボールペン、あとメークも注目されている」と話し、「若者が政治に興味を持つきっかけになっているのかなと思う」と話した。
また、誰もが真似しやすいのが、働く女性の定番、あの三菱鉛筆の多機能ペン「ジェットストリーム 4&1(ライトピンク)」(約1,000円)です。首相がメモを取る姿が報道されると、銀座ロフトではピンク色の売上が1.9倍に増加したというデータがあります。高価なバッグは買えなくても、手軽に「サナとお揃い」で仕事のモチベーションを上げようという動きが見て取れます。
タレント村重杏奈(27)が6日、カンテレ制作のフジテレビ系の情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。番組では高市早苗首相の高支持率の理由や、「サナ」の愛称を持つ高市首相着用アイテムやメーク、ライフスタイルをマネする「推し活」の一種「サナ活」が流行していることを取り上げた。
バッグメーカーの「売上80倍」やペンの「売上1.9倍」という具体的な数字は、紛れもない現実です。高市首相の「働くカッコいい女性」としてのイメージが、政治家という枠を超え、女性の「ロールモデル」として受け入れられ、購買という形で現れています。
その他、高市氏の公言した「韓国コスメ好き」発言やメイク術など、「仕事に熱心で、なおかつ親近感の持てる女性」としてのライフスタイル全般が、特にZ世代の女性層の共感を呼んでいます。「サナのメイク真似したい」「お揃いバッグでモチベ上がる」といった声が実際に投稿されており、ロールモデルへの憧れが、そのまま「推し活」に繋がっている様子がうかがえます。


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