
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年12月1日 19時00分
【12/2(火)】:パウエルFRB議長発言、イギリス住宅価格指数ほか 2025年12月2日分 #外為ドキッ
・10:00 アメリカ パウエルFRB議長、発言
【前回】– 【市場予想】–
ポイント:
9日-10日のFOMCを前にパウエルFRB議長の発言が予定されています。すでにブラックアウト期間に入っているため、12月FOMCへの直接的な言及はないと考えられますが、念のためFOMCの言及があるかどうか注目されます。また、パウエル議長の任期が来年5月15日までとあって、退任への思惑が市場のごく一部でくすぶり始めています。本人が責務を果たすと語れば、金融政策に対する政治介入への不安が後退して、米ドルの動きを安定させる期待はあります。
FX視点:
– 労働市場の評価よりも、インフレ警戒スタンスを強調すれば、米ドルの買い戻しが進む可能性があります。
– インフレよりも労働市場に対する懸念を示せば、米ドルの上値を抑制しそうです。ただ、かなり12月利下げを織り込んでいるため、下方向への反応は限定されると見込まれます。
・16:00 イギリス 11月ネーションワイド住宅価格(前年比)
【前回】2.4% 【市場予想】1.6%
ポイント:
予算案提出を無難に通過して、今度は18日の英金融政策に向けた動きが着目されます。足もとの、インフレの頭打ち傾向にあり、英中銀が追加利下げに踏み切るとの見方が優勢になっていますが、住宅価格の動向がこうした見方をさらに後押しするのか注目されます。
FX視点:
– 予想を上回れば、利下げ期待を相当織り込んでいる反動から、ポンドの買い戻しが強まる可能性はあります。
– 予想よりも住宅価格の下落が進めば、利下げペースが速まるとの思惑を高める可能性はありますが、予想内の着地となれば、既に利下げを織り込んでいるため、ポンドの下押しは限定されると見られます。

※Bloombergのデータを基に作成
※米政府機関発表の指標は、米政府機関閉鎖による影響から発表されない可能性があります。
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