
参考レート 205.44円 12/2 2:07
パラボリック 207.22円 (実勢レートが上回れば買い・下回れば売り示唆)
移動平均線・MA(各レベルで短期が長期を上回れば買い・下回れば売り示唆)
5日移動平均線 206.34円 (前営業日206.37円)
21日移動平均線 204.06円 (前営業日203.92円)
90日移動平均線 201.03円 (前営業日200.95円)
200日移動平均線 197.05円 (前営業日196.97円)
RSI[相体力指数・14日]
56.61% (売られすぎ目安30%・買われすぎ目安70%)
ボリンジャーバンド(買われすぎ・売られすぎ水準目安 周期20日)
2σシグマ[標準偏差]上限 208.08円
2σシグマ[標準偏差]下限 200.19円
MACD指数平滑移動平均・収束拡散指標
MACD[12、26] 1.13 vs 0.99 MACDシグナル [かい離幅 0.14]
(MACDがシグナルを上回れば買い・下回れば売り示唆。かい離幅も反発・反落の目安)
注;テクニカル指標の解釈の説明は一般例のひとつで、同一の指標でも上記以外に様々な判断基準があります。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル ポンド円テクニカル一覧5日線を割り込み下げ幅を広げる
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が年内あと1回の利上げの必要性に言及したほか、JPモルガンのダイモン最高経営責任者(CEO)が金利が7%まで上昇するリスクを警告したため金利高を警戒した売りに寄り付き後、下落。その後発表された9月消費者信頼感指数や8月新築住宅販売件数が予想を下回ったためスタグフレーション懸念も強まり、一段安となった。金利の上昇に連れハイテクも弱く、また、ドル高も企業の収益を損なうとの懸念にさらに売りが加速し、終盤にかけ下げ幅を拡大し、終了。セクター別では小売りや公益事業が下落した。
また、JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)が、金利が7%まで上昇するリスクを警告したことも、投資家のセンチメントを悪化させた。さらに、政府機関が一部閉鎖になるリスクに加え、9月の米消費者信頼感指数が予想を下回ったことも売りにつながった。S&P500業種別指数はすべてのセクターが下落し、公益事業、小売、テクノロジー・ハード・機器、運輸、不動産の弱さが目立った。
個別では、レーザーテックが高く、アドバンテストも買いが優勢だった。キーエンスも上昇した。ソニーグループがしっかり、エーザイも大きく上値を伸ばした。西華産業、サイボウズが大幅高。トルクは商いを急増させ値を飛ばした。ラクーンホールディングス、日東紡績も物色人気。テクノスジャパンの上げ足も目立つ。
ユーロ・ドルは、1.0609ドルへ上昇後、1.0562ドルまで下落し、1.0573ドルで引けた。ユーロ・円は、157円88銭から157円32銭まで下落。日本当局の円安是正介入警戒感を受けた円の買戻し、米国政府機関閉鎖懸念が根強くリスク回避の円買いが続いた。ポンド・ドルは、1.2192ドルから1.2154ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9120フランから0.9158フランへ上昇。
日経平均は一時的とはいえ、心理的な節目の32000円を割り込んだことで、8月安値の31275円が目先的な下値のめどになると見ている投資家が多い。8月の下落局面でも米国の金融引き締めの長期化懸念で米ハイテク株安が響き、国内でも半導体関連株が下落した経緯があるだけに、今回も同様の動きになるかが警戒される。


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