
下影陰線引け。日足・一目均衡表の転換線を前に上値の重さを確認すると、154円台まで下落。基準線を割り込んだところで下げが一服して155円台半ばまで値を戻した。
昨日の足形の解釈は分かれるところだが、転換線156.28円を上抜くようだと、前日の下影陰線と合わせて調整終了との見方が浮上する。反面、昨日安値を割り込むようならば10月上旬からのトレンドが転換した可能性も考えられる。
レジスタンス2 156.98(11/25高値)
レジスタンス1 156.28(日足一目均衡表・転換線)
前日終値 155.46
サポート1 154.67(12/1安値)
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
ローソク足や水平線 テクニカル指標などを用いて分析します
ローソク足や水平線、テクニカル指標などを用いて分析します。
テクニカル分析で用いるテクニカル指標は、「トレンド系・オシレーター系・出来高系」の3種類に大別できます。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析はどちらも重要な分析手法であり、双方に優劣はありません。
テクニカル分析用のインジケーター(テクニカル指標)は海外発のものが多いなかで、一目均衡表は日本人によって考案されたものになります。海外にも逆輸入されているもので、「ichimoku」として親しまれています。一目均衡表の優れている点は視覚的に判断しやすく、現在の相場状況が上向きであるのか下向きであるのかといった方向感と強弱が分かります。多くのテクニカル分析がチャートの縦軸である「価格」を重視しているのに対して、一目均衡表では横軸である「時間」にも注目しています。それによって、価格とともに相場が変化していくタイミングを示唆しています。一目均衡表を正しく判断することによって、エントリーポイントを見逃しにくくなるのではないでしょうか。
OANDA証券では、テクニカル分析の手法も含めて、FX初心者の方向けの基礎知識を、公式YouTubeチャンネルでわかりやすく解説しています。
テクニカル分析とは、チャートが示す過去の値動きから、将来の値動きを予測する相場分析方法です。
一目均衡表はすべてを習得するのが難しいテクニカル指標であると言われています。一目均衡表の考案者である一目山人による解説本は全7巻があるものの、一部の本は絶版になっており、現在完全に習得した人はほとんどいないとされています。ただし、時間論・波動論・値幅観測論などの理論があるものの、実際の使用にあたっては、一目均衡表を完全に習得する必要性はあまりなく、おおまかな概念の理解とシグナルさえ押さえておけば充分役立てることが可能です。
テクニカル分析や、テクニカル指標の使い方に関心をお持ちの方は、ぜひご参照ください。
OANDA証券ではテクニカル分析で役立つ独自開発の取引ツール「fxTrade」や、オリジナルのインジケーターを提供しています。
さらに、テクニカル分析だけでなくファンダメンタルズ分析も行うことで、中長期の取引でも利益を上げやすくなります。
一目均衡表は、テクニカル分析用のインジケーターです。雲を見るうえで理解しておくべき一目均衡表の特徴や習得すべき必要性について説明します。
多くのテクニカル指標があり、これらを組み合わせることによって、分析の精度を高められます。
8月12日付レポート「テクニカル分析で考えるドル高・円安トレンドの持続性」では、トレンド系チャートの代表格である「一目均衡表」に注目し、年初からのドル高・円安のトレンドについて、その持続性を考えました。一目均衡表は、「転換線」、「基準線」、「先行スパン1」、「先行スパン2」、「遅行線」という5つの線で構成され、これら5つの線と日足の位置関係でトレンドを分析します。
FXにおける「雲」は、日本で生まれたテクニカル分析手法である「一目均衡表」に用いられます。一目均衡表でもっとも大事な要素であるため、しっかりと身につけておく必要があります。雲はトレンドを判断するために必要となるローソク足の支持線や抵抗線となってくれるものであり、トレンドラインはローソク足の安値同士・高値同士を結ぶことによって見えてきます。たとえば、買いポジションを持っている人が多い相場状況である場合には、相場が下がってほしくないといった心理状態を表しています。そうした投資家たちの心理を表すものとして、雲が形成されます。


コメント