[全般]ドル売りと円買い
米中貿易摩擦への懸念やパウエル議長やメンバーなどからのハト派発言、そして米政府機関閉鎖が予想以上に長引く中でドル売りと同時に円安調整の円買いが進むなどドル円の下げが止まらない。
昨日の東京市場でドル円は売りが先行。加藤財務相が「円安方向で急激な動きがみられる」「ベッセント財務長官と為替共同声明の認識を確認」と発言したことで介入への警戒感からドル円は150円52銭まで下落。その後田村日銀審議委員が「9月の会合で0.75%の引き上げを提案」「円安は物価の上振れリスクを増大させる」と発言したが日経平均株価が続伸する中でドル円は買い戻しが入り151円39銭まで反発。
しかしNY市場でドル売りが再開。米中対立への懸念や米政府機関の長引く閉鎖、そしてパウエル議長のハト派発言に加えウォラーFRB理事も「今月のFOMC会合で0.25%利下げが正当化される」と発言から米長期金利が低下。更にこの日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数が-12.8と予想のプラス10.0を大きく下回ったこともドルの下押し圧力となりドル円は150円前半まで下落して引けている。
FRBの利下げ観測が後退したドル高への反動からのドル売りが継続する一方で、高市トレードによる過度な円安への調整からドル売り円買いの動きが止まらない。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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