広島カキ成育不良 揚げてもごみに
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広島カキ成育不良 揚げてもごみに
「カキの養殖業者は海を私物化して利益を出しているのに、環境負荷への責任は取らないのか。広島の海では養殖に使われた塩ビパイプや発泡スチロールが大量に流れ着き、海岸が汚れている」「他県では塩ビパイプの使用を廃止しているのに、広島はまだ続けている。結果的に海洋汚染を助長しているのでは?」といった声が目立つ。
一方で、SNSではカキの大量死の背景にある環境問題にも注目が集まっている。特に、広島のカキ養殖業者が使用している塩化ビニール(塩ビ)パイプがマイクロプラスチックとして海を汚染しているのではないかとの指摘が相次いでいる。
温暖化による影響は広島に限らず、日本各地で広がっている。「宮城では高温の影響で秋刀魚が取れなくなった一方で、伊勢エビが獲れるようになっている」といった事例もあり、養殖業のあり方を根本から見直すべき時期に来ているのかもしれない。
広島県産の養殖カキの解禁日はいつだった?
広島県の養殖カキが、例年より19日遅れの水揚げ解禁となった20日、特に芸南地区のカキ業者からは「例年になく悪い」「ほとんど死んでいる」など、今季の先行きを不安視する声が重なった。
カキの「大量死」は今季、宮島に限らず広島県内各地で報告されている。水産技術研究所廿日市庁舎の松原賢氏は「昨夏以降、高温が長く続いたため、カキが例年より多く放卵・放精を繰り返し、体力を消耗した可能性がある」と指摘。「水深を下げて養殖するか、養殖場所を移すかが対策として考えられる」としている。



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