スルメイカ休漁措置 函館に衝撃

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スルメイカ休漁措置 函館に衝撃
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スルメイカ休漁措置 函館に衝撃

水産庁は当初、25年漁期の漁獲枠を2800トンと設定していたが、豊漁のため10月までに計3回、700トンずつ枠を拡大している。しかし漁獲枠の追加は漁期の異なる海域の公平性を保つため、原則3回とされている。再開の見通しが立たない中、函館市漁協は道を通じて、枠のさらなる拡大を国に要請する予定だ。

JR函館駅前に広がる「函館朝市」の一角、駅二市場名物の「活いか釣り堀」。いけすから自分でイカを釣り、食べられるのが人気だ。今回、卸売業者から「1~2日分の在庫で終わる」と連絡があったという。店員の小野寺透さん(64)は「これを求めて来るお客さんがかわいそうだ。どうにか漁をやってもらいたい」とため息をつく。

北海道近海での小型イカ釣り船によるスルメイカ漁の休止措置を受け、「イカのまち」函館に衝撃が走っている。水産庁が管理する2025年漁期の総漁獲可能量(TAC)を全国で超えたための措置で、TACの上限超過による休漁は初めて。近年の不漁から豊漁に転じていたタイミングだけに、漁業者や市場関係者からは憤りや戸惑いの声が上がっている。

函館近海でのスルメイカ漁は、6月に解禁された当初こそ不漁だったものの、その後、漁獲が上向いていた。例年は年明け頃まで漁が続くが、漁期の途中で断念せざるを得ない事態だ。函館市漁協函館小型いか釣漁業部会の小甲大樹さん(51)は「10月に入って、函館近海でも漁獲量が増えてきた。待ってました、これからだ、というときに休漁しなくてはならないなんて」と途方に暮れる。

「イカの街」として知られる北海道函館市で7日、不漁のスルメイカに代わる加工原料として注目されるアカイカが本年度初めて水揚げされた。冷凍された約96トンが市水産物地方卸売市場に運ばれ、イカ釣り船を所有する社長八田聡之さん(50)は「量が取れて良かった」と安堵した様子で話した。

函館市新川町の「はこだて自由市場」を運営する函館自由市場協同組合の前直幸理事長(62)も「イカを生業にして暮らしている人がどれほどいると思っているのか」と突然の事態に憤る。

スルメイカ漁は6月1日解禁。翌2日の初水揚げが注目される。

函館市などによると、水産庁は25年漁期(4月~26年3月)の小型船によるスルメイカの全国漁獲枠を4900トン(前年7700トン)としていたが、全国各地で水揚げが好調で、すでに合計漁獲量が枠を超えた。これを受け、北海道いか釣漁業協会(札幌市)が21日、休漁を決定した。

イカ釣り船は5月上旬に函館港を出港し、約1カ月間、北太平洋で操業して戻った。既に入札を終えており、市場では出荷に向け、漁業関係者が部位や大きさごとに仕分けた。身が柔らかく、スルメイカに比べて肉厚なのが特徴だという。

6月の市水産物地方卸売市場の生鮮スルメイカ取扱量は10トンで過去最少を記録した。

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