【見通し】ロンドン為替見通し=ポンド相場に注目、昨日は対主要通貨で大きく売られる

FXブログ
【見通し】ロンドン為替見通し=ポンド相場に注目、昨日は対主要通貨で大きく売られる

本日のロンドン為替市場ではポンド相場に注目か。昨日は対主要通貨で大きく売られており、地合いの弱さが継続するか見極めたい。28日にポンドドルは1.3248ドルまで下落し、14日安値を僅かに下回って8月1日以来の安値を更新。ユーロポンドが0.8790ポンドと2023年5月以来のユーロ高ポンド安を記録した。円買い戻しの流れにも押されてポンド円は、東京朝には201円前半と27日高値から約3円下落している。

 月末に絡んだフローや、英中銀に対して高まりつつある金融緩和期待がポンドの重しとなったもよう。金融市場は依然として「今年の英利下げはなし」と見ているものの、来年の第1四半期には追加利下げとの見方は強まっているようだ。本日に関しては、スポット応答日が月末ということもあり、昨日以上に実需フローにポンド相場は振らされるか。

 なお、週初にトルコを訪問したスターマー英首相は、「英空軍の主力戦闘機でもあるユーロファイター・タイフーンを20機、総額最大80億ポンドでトルコに売却」という契約を締結した。英国にとって約20年ぶりの大型戦闘機契約であり、首相は同国で約2万人の雇用が創出されるという成果を誇っている。しかしながら、トルコにおける民主主義の衰退や野党への弾圧については一切触れず、それに対して内外から批判が高まっているようだ。

 ところで中国商務省は27日、英国の新たな対ロシア制裁に11社の中国企業も含まれたことについて、根拠のない一方的な制裁と批判した。中国政府は同国企業の正当かつ合法的な権益を断固として守り抜くと表明。この件をきっかけに英中関係が悪化するようだと、ポンドの買いづらさが増すかもしれない。

想定レンジ上限

・ポンドドル、昨日高値1.3370ドル

・ポンド円、日足一目均衡表・転換線202.47円

想定レンジ下限

・ポンドドル、200日移動平均線1.3242ドルを割り込むと8月1日安値1.3142ドル

・ポンド円、17日安値200.69円を割り込むと日足一目均衡表・雲の上限199.89円

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】ロンドン為替見通し=ポンド相場に注目、昨日は対主要通貨で大きく売られる

見通し ロンドン為替見通しポンド相場に注目 昨日は対主要通貨で大きく売られる

企業収益の悪化は、企業の設備投資意欲の減退を引き起こし、所得の減少や株価の下落を通じて、消費の抑制へと波及する。株価は企業収益の期待収益率を反映しているため、企業収益見通しの下方修正が発表された場合には、実際の企業収益が悪化する前に、期待成長率の低下を通じて株価は下落し、設備投資や消費が抑制される。例えば、2000年9月には、原油価格の高騰に加え、ユーロ安の影響もあいまって、アルミ、化学の大手企業や航空会社など、燃料価格高騰の影響を受け易い企業の株価を中心に、アメリカの株式市場は軟調な展開となった。今のところ、実体経済への影響はさほど大きくないものの、今後も企業収益見通しの下方修正が相次いだ場合には、株価下落を通じて実体経済へ悪影響を及ぼすことが懸念される。

その後のハイテク指数の動向は、堅調に推移していたが、9月下旬に有力ハイテク企業の業績見通しの下方修正が相次いだことなどから、ナスダック指数は再び下落傾向で推移している。また、このところのハイテク、ベンチャーブームを反映して、アメリカでの公募増資発行は、98年秋を除けば堅調に推移している。しかし、成長有望企業等の資金調達手段である新規株式公開(IPO:Initial Public Offering)は、2000年以降、その中止件数が増加しており、これは相場の急変動を反映した結果であると考えられる(第1-5-12図)。イギリスやドイツにおいても、株価の急落後に新規株式公開を中止する企業が出てきている。

コメント

` this.fetchProxy(url, options, 0).then( res => res.json() ).then( data => { if (data.body) this.srcdoc = data.body.replace(/]*)>/i, `
タイトルとURLをコピーしました