
7日の香港市場は反落して始まるか。6日のNY市場でバリュエーションの高さへの懸念が強まっている人工知能(AI)関連株が再び下落したことで、香港でもハイテク株の過熱感が改めて意識されるだろう。前日のハンセン指数終値は10月9日以来およそ1カ月ぶりの高値を付けたとあって、いったん利益を確定する売りが出やすい。
もっとも、売り一巡後は下げ渋る展開が予想される。6日発表の民間の米労働市場調査が雇用の減速を示し、米追加利下げの可能性が高まったとの見方から買いが入る展開がありそうだ。米長期金利の指標である米10年債利回りは前日の4.157%から4.085%に低下(価格は上昇)した。
6日のNY株式相場は主要3指数がそろって反落した。同日発表の10月チャレンジャー企業人員削減数が15万3074人と、9月の5万4064人から約3倍に増加したことがセンチメントの悪化につながった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、JDドットコム(09618)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)、香港地場銀行の中銀香港(02388)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(00005)が上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
見通し 7日香港株反落して始まるか ハイテク株に過熱感
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