【テクニカル】日足テクニカル・ユーロ円=ユーロ導入以来の高値更新を見据えた動き

陽線引け。一時178.74円まで上昇した。10月30日につけたユーロ導入以来の高値178.82円の上抜けを見据えた動きとなっている。高値圏で調整が入っても177.89円前後で上昇中の5日移動平均線付近までにとどまれば、高値更新を狙う流れは続いているとみていいだろう。下押しが進んでも、今後の上昇が見込まれる一目均衡表・転換線177.23円が支えになると予想する。
レジスタンス1 179.18(ピボット・レジスタンス2)
前日終値 178.55
サポート1 177.89(5日移動平均線)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ユーロ円=ユーロ導入以来の高値更新を見据えた動き
テクニカル 日足テクニカル ユーロ円ユーロ導入以来の高値更新を見据えた動き
2007年にかけて、ユーロ/円は円安が進行しました。
ドイツとフランスはユーロ圏内の大国であり、両国の動向がユーロの動きに影響する場合があります。
2022年以降、ユーロ/円は再度円安方向に進み、ユーロ圏と日本の政策金利格差も広がりました。
直近の値動きを振り返りつつ、今後のユーロ/円の見通しを考察します。
2025年のユーロは円に対して強い動きですが、政策金利差の縮小が今後どのように反映されるか、注目です。
なお、ユーロインデックスとは主要通貨に対するユーロの強さを示す指標です。
ユーロ圏は政策金利を引き下げた一方、日本は引き上げ傾向にあり、これを反映したと考えられます。
日本とユーロ圏の政策金利も低下に転じ、政策金利差は縮小しています。
当記事では、2025年~2026年のユーロ/円の見通しや予想について解説します。
上のチャートは、ユーロインデックス(上側)とドイツ10年債利回り(下側)です。
EU(欧州連合)加盟国のデンマークやブルガリアなどは、国民の支持を得られないなどの理由から、ユーロを法定通貨として採用していません。
これを受けて、ユーロ/円は円安が進んだ模様です。
ユーロ/円の値動きに関して、政策金利だけでなく他の要素も重要なことがわかります。
ユーロとは、EU(欧州連合)に加盟する27ヵ国のうち、20ヵ国で使用される通貨です。 この20ヵ国はユーロ圏と呼ばれます。
直近の政策金利動向を見ると、日本は引き上げ傾向であるのに対して、ユーロ圏は2024年6月~2025年6月まで引き下げ傾向でした。


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