【テクニカル】日足テクニカル・ポンド円=目先の節目10/27高値204.24円を見据えた動き

上影陽線引け。11日に下押しを21日移動平均線までにとどめて以降、戻り歩調が続いている。昨日安値や本日202.86円前後で上昇中の5日線前後の底堅さを背景に、目先の節目となる10月27日高値204.24円の上抜けを見据えた動き。まずは同28日高値203.92円、そして204円台回復と、着実に歩を進めていく流れか。
レジスタンス1 203.92(10/28高値)
前日終値 203.29
サポート1 202.61(11/12安値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ポンド円=目先の節目10/27高値204.24円を見据えた動き
昨日はこのテクニカルポイントが相場の反発を止めた
上で述べた状況を総合的に考えるならば、経済指標がポンド売りの要因となっても、ポンド円は上で述べたテクニカルポイントでサポートされる展開を想定しておきたい。
換言すれば、テクニカル上の重要な節目を割り込んだにもかかわらず、それと比例したトレンドの進行とモメンタムの加速が見られないのならば、性急な判断は避けた方が良いということだ。
ドル円が152.80レベルを下方ブレイクする場合、次の焦点は152.50台に上昇している21日線、そして9月安値と11月4日高値のフィボナッチ・リトレースメント23.6%戻し152.36レベルの攻防に注目したい。これらテクニカルラインを一気に下方ブレイクする場合は、152.00を視野に下落拡大を想定したい。直下の151.93レベルは半値戻しにあたる。テクニカルの面でも152.00は、サポートラインとして意識されやすい状況にある。このラインを今週の下限と想定したい。
まずは、直近高安の半値戻しの水準205.93レベルの攻防が焦点となろう。昨日はこのテクニカルポイントが相場の反発を止めた。この水準のトライは、206.00の攻防を意味する。
ポンド円が206円ミドル以上の攻防となる場合は、207.00を視野に上昇幅が拡大する展開を予想する。207.08レベルはフィボナッチ・リトレースメント76.4%の水準にあたる。206.00と同じく、207.00もテクニカルの面でレジスタンスの水準となる可能性がある。


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