日産スタジアムの名称継続 市発表

山中市長は会見で、10月31日付で日産から回答があったとしたが、協議中であることを理由に提案の詳細は「差し控える」とした。

再来年（2027年）の2月までは「日産スタジアム」の名称が継続します。

港北区の横浜国際総合競技場（日産スタジアム）の命名権（ネーミングライツ）契約に関し、横浜市の山中竹春市長は11月5日の定例会見で、「日産から新たな提案があり、昨日から協議を開始した」と述べた。

日産自動車の地域への貢献度などから、新たな契約金額を受け入れる考えとのことで、今年中には契約を締結する計画とのことです。

横浜国際総合競技場のネーミングライツについて、横浜市は日産自動車と5年・総額6億5000万円で契約更新する方向性で合意し、「日産スタジアム」の名称を継続すると発表しました。 横浜市港北区にある横浜国際総合競技場は、2005年に日産自動車がネーミングライツを取得し、「日産スタジアム」の名前で浸透しています。 ネーミングライツは来年2月で契約が満了するため、日産は来年3月から年間5000万円・1年契約での更新を要望していました。 17日午前、横浜市の山中竹春市長は会見を開き、横浜国際総合競技場のネーミングライツについて、日産自動車と5年・総額6億5000万円で契約更新の方向性で合意し、「日産スタジアム」の名称を継続すると発表しました。

横浜国際総合競技場のネーミングライツについて、横浜市は日産自動車と5年・総額6億5000万円で契約更新する方向性で合意し、「日産スタジアム」の名称を継続すると発表しました。

会見で山中市長は名称変更後に案内看板の付け替えや地域への説明が生じることを踏まえ、「もっと早い対応をしなければならなかった」と手続きに問題があったとの認識を示した。その上で「ネーミングライツは市民の財産。市民にとって一番良い方法が何なのかを再検討したい」と述べた。会見時点では、再検討の意向を日産に伝えていないという。

日産スタジアムの命名権契約の内容は？

経営再建中の日産は、来年３月以降の契約に関し、年間５千万円の１年契約を市に求め、市はこれに応じる方針を示していた。この方針を９月19日の市会常任委員会で報告したが、市議から「年間５千万円は安すぎる」などの批判的な意見が出ていた。

命名権契約を巡っては、日産が契約が切れる来年3月以降、年間5千万円の1年契約を市に求め、一度は市が応じる方針を示した。しかし、山中市長が担当局に再検討を指示。市は日産に10月末までの回答を求めていた。

現在契約中の命名権は期限が26年2月まで。7月に日産から打診を受け協議を進...

日産スタジアム(横浜国際総合競技場)は、国土交通省(当時建設省)が事業を進める「鶴見川多目的遊水地」の上部を利用して、横浜市が横浜総合運動公園整備事業の中で、その公園の中核施設として建設されたものです。平成6年1月に競技場建設に着手し、平成9年10月に竣功、10年3月にオープンしました。