[全般]米感謝祭明けでポジション作り

先週は米国が感謝祭前にドルロングポジション縮小に動いたことから、全般にドルは上値の重い展開がみられた。感謝祭以降は様子見姿勢が続き値動きは限られた。
今週は感謝祭明けということで新たにポジションの仕込みが始まるとみている。
先週はNY連銀のウィリアムズ総裁に続きウォラーFRB理事やミランFRB理事などのハト派発言が続いた。また、ハセットNEC委員長が次期FRB議長の最有力候補となったこともあり12月FOMC会合での利下げ確率が上昇。一方で、増一行日銀審議委員や野口日銀審議委員などの利上げに前向きな姿勢が示されるなど、日銀の早期利上げ観測も広がるなど日米金利差縮小に向かう動きが見られた。しかし、先週は米感謝祭ということもあり市場はまだ目立った動きが見られない。
連休明けNY勢は改めてポジションを仕込み始めるのであればドル売り円買いに動き始めるとみている。
ただ、今週はISM非製造業やADP雇用統計、そしてPMI米重要経済指標が発表されることから、その結果次第では上下に振らされる可能性が高い。
特にISM製造業・非製造業景況指数やPMI、そしてADP雇用統計には注目が集まる。
特にADP雇用統計の結果次第では改めて雇用の弱さが示されるようなら12月利下げ確率が一層高まりドル売りに拍車をかけそうだ。
また、今週は週初に植田総裁発言にも注目。
相場は荒れ模様が予想されるが、最終的にドル売り円買いが進むとみている。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー